ちょっとした違和感から始まったひざ痛
あれよあれよという間に悪化した
左ひざに違和感を覚え始めたのは、昨年2022年の春のこと。
あぐらや正座になろうとすると、「チリ」っとした違和感があるのです。
とはいえ、痛いわけでもないので放っておいたところ、その3か月後には、しゃがめなくなり、翌月になると、1時間ほどイスに座ると、ひざがロックされたように固まって、どうやって立ち上がればいいのかわからなくなるほどに悪化。
なんとか立ち上がって歩き始めると、ひざが固まっているので、片足を引きずるようにしか歩けなくなりました。階段は、上りは大丈夫でも、下りはとても無理な状態で、左ひざを曲げないよう、一歩一歩降りるか、遠くてもエレベーターやエスカレーターを使用するようになっていました。

ひざが痛いと、階段の下りって恐怖だってこと、初めて知りました
51歳でひざ痛。更年期の関節痛かもしれない
普通はすぐに病院に行くのでしょう。
でも、数多くのひざ痛体験者の話によると、整形外科に行ったところで、加齢のせいだと言われ、「変形性ひざ関節症ですね。湿布と痛み止め、出しておきますね」と言われるか、せいぜいヒアルロン酸を注入されるだけ。
それなら行かなくてもいいかなと思い、病院には行かないことに。
よくお世話になっている整体の先生からは、「卵巣が弱っているのが原因でしょうね。卵巣や子宮の不調は、ひざにくるんですよ」と言われる。
施術をしてもらうと、一週間ほどは調子がグンとよくなる。しかし、その先生自身も「あんまり持たないと思います」とおっしゃるように、また痛みはぶり返す。
簡単に言うと、更年期の関節痛、ということだそうです。
動かさないほうがいいかと思い、1カ月ほど安静にしたところ、悪くなったままで進行がストップ。悪くはならないけど、よくもならない膠着状態が続きました。
こうなったら荒療治と、低山ハイキングやスロージョギングなどして、無理にでも体を動かしてみました。
しかしやはり、動いている最中からひざが痛くなり、その後数日は痛みがひどくなります(絶対に真似しないでください)。
秋になる頃には、左ひざはまっすぐにもなれず、かといって曲げることもできず、腫れたような状態がスタンダードとなってしまったのでした。

左ひざが大きく腫れた状態が次第にスタンダードになってしまった