うとうとが止まらないタイの猫カフェ
4603kmの猫旅

タイの人々も猫が大好きなようで、首都のバンコクに限っても、たくさんの猫カフェがあります。
そんなわけで1日を猫カフェ巡りにしようと3つに絞っていざ出発。
ところが予定していた3店のうち2店がお休み。
店頭まで行って閉まっているのはショックです。
その日は臨時休業だったようでなんとも運が悪い。
でも、そんな沈んだ気持ちを払拭してくれたのは、うとうととする表情も微笑ましい、唯一開いていた猫カフェの猫たちでした。

心地よい環境でついうとうとしています
かわいい猫ほどよく眠る

キリッとした長毛のポインテッドの猫(シャム猫)
外の気温は30℃越えなのに、猫カフェ内はなんて涼しくて居心地のよいこと。
長毛短足の猫たちが窓からの光を浴びながら「うとうと」するのもわかります。

ぽかぽかと陽の光を浴びて眠っています
このお店は靴を脱いで入るお店。座布団にローテーブルという、人も猫もリラックスして過ごせるので、猫につられて、こちらも眠くなってきます。
それにしても猫の寝ている姿は、なんて幸せそうなんでしょう。

スコティッシュフォールド風の白猫

ゴロンと横になってリラックス

完璧に寝てしまっています

可愛いポーズで寝ているエキゾチックのキジ白猫

このブルースモークの猫も気持ちよさそう

メインクーンの猫は凜々しさを感じるポーズで寝ています

猫らしく真ん丸になって寝ているキジの長毛猫
人に見守られ穏やかに夢の中へ
街の中心地からはずれた小さなショッピングモール内の猫カフェは、お客さんの数もまばらです。
入口に日本語で「いらっしゃいませ」の文字もあり、日本の観光客もよく訪れるのでしょうが、比率で言えば地元の人50%、観光客50%というところです。

猫も人もリラックスして過ごす猫カフェ
お店の雰囲気と猫たちの、のんびりムードが作用してかお客様も穏やかに猫たちと接しています。

やさしく撫でられているうちにうとうととしてきます
そんな様子を見ていてもほっこりしてきます。

お客様もスマホ撮影は猫を起こさないようにそ〜っとしています

小さな男の子が猫と見つめ合っていました

寝ている猫は、そっとしておいてあげる優しさを感じます
バンコクは日中は暑くて外では過ごしにくいので、涼しい猫カフェで猫たちとのんびり過ごすのもおすすめです。
バンコクの猫カフェ界はとても人気で、新業態ができたりと、お店の移り変わりも激しいようです。
訪れる際はぜひ最新情報をチェックしてお気に入りの猫カフェを見つけてください。
作者プロフィール
南幅俊輔(みなみはば・しゅんすけ)

盛岡市生まれ。グラフィックデザイナー&写真家。デザイン事務所コイル代表。現在、デザイン以外にも撮影、編集、執筆を手がける。2009年より外で暮らす猫「ソトネコ」をテーマに本格的に撮影活動を開始。日本のソトネコや看板猫のほか、海外の猫の取材・撮影を行っている。著書に「ソトネコJAPAN」「猫と世界遺産の街カレンダー」(洋泉社)、「ワル猫カレンダー」「ワル猫だもの」「サーバルパーク」(すべてマガジン・マガジン)、「どやにゃん」(辰巳出版)など。企画・デザインでは「ねこ検定」「ハシビロコウのすべて」「ゴリラのすべて」(すべて廣済堂出版)など。
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