胃腸の調子が悪いと、食欲がなくなったり、栄養の吸収が悪くなったりします。すると、元気が出なくなり、精神的にもネガティブに。その結果、人生の決断時に間違った選択をしやすくなる気がするのです。大根おろし+酢タマネギ+アマニ油は、いわば「運気アップ食」。今後もずっと食べ続けていくと思います。【解説】三喜本惠美(モデル・美容家)

プロフィール

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三喜本惠美(みきもと・めぐみ)

1977年、東京都生まれ。2000年より7年間、女性ファッション誌『ViVi』で専属モデルを務める。2008年、美に関わる全ての事業をブランディングする「LOVEandGift」を設立。現在はビューティーモデルやライフスタイルブランド「THEWEEKENDHOTEL」のオーナーデザイナーなど幅広く活躍している。アンチエイジングアドバイザー、健康美肌指導士、美肌食マイスターなどの資格も多数保有。
Instagram:@megumi_mikimoto
THEWEEKENDHOTELホームページ

1日に2~3回食べるが味に飽きることがない

美容・健康・食事は、それぞれ深い関わりがあります。

特に私が気を付けているのが、食事。皮膚も髪も血液も、私たちが食べたり飲んだりしたものから作られます。だからこそ、日々何を食べるかは、とても重要だと思うのです。

そんな私が、ほとんど毎日食べているものがあります。それが、酢タマネギやアマニ油と合わせた大根おろしです(作り方は下記)。

酢タマネギを作るときに良質な塩を入れているからか、滋味溢れるおいしさで、それ以上の味付けはいりません。私はこれを1日2~3回、食前に食べていますが、味に飽きることはありません。

元々、大根おろしは小さな頃から大好きでした。母は肉料理に必ず大根おろしを添える人で、「消化酵素がたっぷりで肉に合うのよ」と聞かされて育ったことも影響しているのだと思います。

自分で大根をすりおろして食べるようになったのは、20代の頃。食欲や血糖値の上昇を抑えるために、食事の初めに野菜を食べる習慣がつき、その一環として大根おろしを食べるようになりました。

「大根おろしに医者いらず」ということわざが示すように、辛味成分のイソチオシアネートには、代謝促進、老化予防、殺菌などが期待できます。

さらに、母が言っていたように消化酵素も豊富なので、胃腸の働きも助けてくれます。そのおかげか、私はここ10年、胃痛を経験したことがありません。

おなかが痛くなることもほとんどなく、胃もたれはお付き合いで脂たっぷりのラーメンを食べたときに経験したくらい。それもすぐ改善しました。

これは毎日食べている大根おろしのおかげでは、と思います。

3つ組み合わせたら予想を超えるおいしさ!

現在のような食べ方をするようになったのは、10年くらい前からです。

私はお酢も大好きで、血流改善や腸内環境を整える効果があると知って、酢タマネギを作るようになりました。

アマニ油も、元々ドレッシング代わりに使っていましたが、この2つを大根おろしと組み合わせたら予想を超えたおいしさ! 以来、この組み合わせが定番となりました。

長年続いているのは、健康効果への期待もありますが、やっぱりおいしいから。それに尽きると思います。

大根をすりおろすのは少々手間ですが、少量なら面倒に感じません。逆に腕が疲れたら、その時点で終わりにしています。

また、いくら健康にいいものでも、とり過ぎはよくありません。その点でも、毎日少量をとるのがちょうどいいのではないかと思います。

私は人生をなるべくストレスなく、スムーズに生きるためには「胃腸を元気にしておくこと」と「血行をよくすること」の2つが大事だと考えています。

胃腸の調子が悪いと、食欲がなくなったり、栄養の吸収が悪くなったりします。すると、元気が出なくなり、精神的にもネガティブに。その結果、人生の決断時に間違った選択をしやすくなる気がするのです。

血行についても同じで、血の巡りがいいと、心身の健康が維持できて、人生の巡り合わせもよくなると思っています。

胃腸を整えて血流をよくする、大根おろし+酢タマネギ+アマニ油は、その考え方からすると、いわば「運気アップ食」。今後もずっと食べ続けていくと思います。

大根おろし+酢タマネギ+アマニ油の作り方

画像: 大根おろし+酢タマネギ+アマニ油の作り方

材料
・大根(すりおろす)……大さじ2程度
・アマニ油……適量
・酢タマネギ(1瓶分の材料)
 タマネギ(皮をむいてスライスし少量の塩をもみ込む)……1個
 ※塩は良質な天然塩を使うのがお勧め。
 酢……適量(タマネギが浸る程度)
 ハチミツ……大さじ1

作り方
①清潔な瓶などの密閉容器に酢タマネギの材料を入れ、冷蔵庫で1晩置く。
②大さじ1杯分の①と大根おろしを器に盛り、アマニ油をかけていただく。

画像: この記事は『安心』2022年10月号に掲載されています。 www.makino-g.jp

この記事は『安心』2022年10月号に掲載されています。

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