アレルギーは免疫のシステムに異常をきたすことによって起こります。足の甲にある「胸部のリンパ腺」「胸部」のゾーンは免疫の要となるリンパ液の流れをよくします。副鼻腔の一部である「前洞頭」と「鼻」のゾーンを刺激すると、花粉症にも有効です。【解説】鈴木きよみ(アンピール代表・足裏研究家・足のひと®)

解説者のプロフィール

画像: 解説者のプロフィール

鈴木きよみ(すずき・きよみ)

足裏研究家。自由が丘で延べ30万人以上の足を見る。その中で培ってきた経験をベースに、独自の足の裏ほぐしの理論と技術を確立。企業でのセミナーやスクールでの講師、TVや雑誌など、幅広い分野で活躍中。近著『すべての不調は足裏を見ればわかる!』(ワン・パブリッシング)好評発売中。

症状別 足の裏のほぐし方
【花粉症・アトピー】

[別記事:現代日本人にベストマッチの「足の裏ほぐし」足の裏診断&足の裏治療マップ→

アレルギーは、免疫(病気に抵抗する働き)のシステムに異常をきたすことによって起こります。免疫の要となるのが、病原体と戦う白血球を運び、異物を運ぶリンパ液です。足の甲にある「胸部のリンパ腺」「胸部」のゾーンは、このリンパ液の流れをよくします。

副鼻腔(鼻の穴の周りにある空洞)の一部である「前洞頭」と「鼻」のゾーンを刺激すると、花粉症にも有効です。

刺激する反射区

画像: 症状別 足の裏のほぐし方 【花粉症・アトピー】

▶︎両足の場合は左足から押しほぐす
▶︎手の形の詳細は冒頭別記事参照

❶胸部のリンパ腺・胸部[両足]

画像: ❶胸部のリンパ腺・胸部[両足]

【手の形】
親指プッシュ

【スタート位置】
足の甲側の第1指と第2指の指の股すぐ下(足の甲側)

【やり方】
足を両手でつかみ、親指を当てて圧をかけたまま、足首側にスライドさせる。これを3回くり返す。同様にして第3指と第4指の間も押しほぐす。

❷前頭洞[両足]

画像: ❷前頭洞[両足]

【手の形】
親指プッシュ

【スタート位置】
第1指の根元

【やり方】
スタート位置に親指を当てて圧をかけながら、指先までしごくように押しほぐす。押しほぐしながら、根元まで戻す。これを3回くり返したら、第2~5指でも同様に行う。

❸視床下部(下垂体)[両足]

画像: ❸視床下部(下垂体)[両足]

【手の形】
親指プッシュ

【スタート位置】
第1指の側面

【やり方】
スタート位置に親指を当て、グリグリと圧を5秒ほどかける。5秒たったら圧を弱め、もう1度同じように圧をかける。3回押しほぐす。

画像: この記事は『安心』2022年5月号に掲載されています。 www.makino-g.jp

この記事は『安心』2022年5月号に掲載されています。

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