眼圧が高い方や、デスクワークなどで極度に目を酷使した後などは、「目」のゾーンを押しほぐしてください。疲れの解消や、眼圧の上昇を防ぐ効果が期待できます。また、東洋医学では、目の酷使で肝臓を消耗すると考えるので、「肝臓」のゾーンも押しほぐしましょう。【解説】鈴木きよみ(アンピール代表・足裏研究家・足のひと®)
解説者のプロフィール

鈴木きよみ(すずき・きよみ)
足裏研究家。自由が丘で延べ30万人以上の足を見る。その中で培ってきた経験をベースに、独自の足の裏ほぐしの理論と技術を確立。企業でのセミナーやスクールでの講師、TVや雑誌など、幅広い分野で活躍中。近著『すべての不調は足裏を見ればわかる!』(ワン・パブリッシング)好評発売中。
症状別 足の裏のほぐし方
【目のトラブル(老眼・近視・緑内障)】
[別記事:現代日本人にベストマッチの「足の裏ほぐし」足の裏診断&足の裏治療マップ→]
眼圧が高い方や、デスクワークなどで極度に目を酷使した後などは、「目」のゾーンを押しほぐしてください。目に疲れや異常があると、少し触る程度で強い痛みが出やすいです。このゾーンを押しほぐすことで、疲れの解消や、眼圧の上昇を防ぐ効果が期待できます。
また、東洋医学では、目の酷使で肝臓を消耗すると考えるので、「肝臓」のゾーンも押しほぐしてください。
刺激する反射区

▶︎両足の場合は左足から押しほぐす
▶︎手の形の詳細は冒頭別記事参照
❶目[両足]

【手の形】
親指プッシュ
【スタート位置】
第2指の根元
【やり方】
スタート位置に親指を当てて圧をかけながら、指先までしごくように押しほぐす。押しほぐしながら、根元まで戻す。これを3回くり返す。第3指でも同様にして押しほぐす。
❷肝臓[右足]
![画像: ❷肝臓[右足]](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783536/rc/2022/05/25/d5c42bbaf6f33a33657c91982c79cc51335b6cac.jpg)
【手の形】
関節プッシュ
【スタート位置】
第4指と第5指の間から指幅4本分下
【やり方】
スタート位置に人さし指を当て、5秒ほど圧をかける。5秒たったら圧を弱め、もう1度同じように圧をかける。3回押しほぐす。

この記事は『安心』2022年5月号に掲載されています。
www.makino-g.jp