亜鉛は細胞が新しく作り変えられるときに不可欠な成分。肌や粘膜の荒れ、髪のパサつきなどが気になる人は、亜鉛を多く含む「カキ」をぜひとっていただきたいですね。亜鉛は味覚や嗅覚、生殖機能、免疫力などとも深い関わりがあります。旬の時期以外には、オイスターソースを活用しましょう。【レシピ原案・解説】国光美佳(子どもの心と健康を守る会代表・国際食学協会理事)

解説者のプロフィール

画像: 解説者のプロフィール

国光美佳(くにみつ・みか)

子どもの心と健康を守る会代表。一般社団法人国際食学協会理事。『発達障害にクスリはいらない』(内山葉子医師との共著。マキノ出版)、『食べなきゃ、危険!』(小若順一氏との共著。三五館シンシャ)など著書・監修書多数。

ミネラル健康レシピ「カキ」

亜鉛や鉄をはじめとするミネラルの宝庫「カキ」。旬である今の時期は、しっかり食べておきたい、優秀なミネラル食材です。

特に亜鉛を多く含むことで知られ、100g中13.2mgは、数ある食品の中でも断トツの含有量。亜鉛の1日の推奨量は、18~74歳男性が11mg、18歳以上の女性が8mgですから、カキ4~5粒で1日分の亜鉛が充足できる計算です。

亜鉛は、約300種類もの酵素(体内での化学反応に必要なたんぱく質)の重要な構成成分です。

特に細胞が新しく作り変えられるときに不可欠で、傷の治りを早くしたり、お肌の新陳代謝を促したりするため、肌や粘膜の荒れ、髪のパサつきなどが気になる人には、ぜひ意識してとっていただきたいですね。

味覚や嗅覚、生殖機能、免疫力(病気に対する抵抗力)などとも深い関わりがあります。

亜鉛や鉄はビタミンCと一緒にとると、吸収率が高まるので、レモン汁などの柑橘類との組み合わせがお勧め。鍋や汁ものでは成分が煮汁に溶け出すので、ぜひ汁ごと食べてください。

カキが旬の時期以外は、オイスターソースを活用しましょう。炒め物の味付けに、納豆のたれ替わりに、また、みそ汁やスープの仕上げに入れても、コクが増しておいしくなる上、ミネラル補給にも役立ちます。

画像: ミネラル健康レシピ「カキ」

オイスターきんぴら(2人分)
・ニンジン…1/4本
・レンコン…小1節(100g)
・マイタケ…1パック(100g)
・オイスターソース、酒…各大さじ1
・ゴマ油…大さじ1
・赤トウガラシ(輪切り)…1/2本分
・しょうゆ、酢…各小さじ1/2
・白ゴマ…適量

ニンジンは太めの千切りにする。レンコンは薄い輪切り(大きい場合は半月切り)にする。マイタケは一口大に手で裂いておく。
オイスターソースと酒を混ぜておく。
フライパンにゴマ油を熱し、赤トウガラシ、ニンジン、レンコン、マイタケの順に加えて炒める。
マイタケがしんなりしたら、②を加え全体を炒め合わせる。
しょうゆ、酢を加えて味を調え、器に盛り、白ゴマを指でひねりながら振る。

カキのジョン(2人分)
・カキ(加熱用)…8〜10粒
 +塩、コショウ…各少々
 +薄力粉…大さじ1
・ゴマ油…大さじ1〜2
・溶き卵…小1個分
・春菊(葉)…少々
〈タレ〉
・レモン汁…大さじ1
・しょうゆ…小さじ2
・ニンニク(すりおろし)…少々

カキはよく洗い、ペーパータオルの上にのせてしっかり水気を切る。ごく軽く塩、コショウを振り、さらに全体に薄力粉をまぶしておく。
フライパンにゴマ油を熱し、①を溶き卵にくぐらせて並べ入れ、両面を弱火でじっくり焼く。
卵が固まったら、②のカキをもう一度溶き卵にくぐらせてから、両面を弱火でじっくり焼く。これを数回くり返す。
溶き卵が残り少なくなってきたら、春菊の葉を溶き卵にくぐらせ、③のカキにはり付け弱火で焼く。
タレの材料を全部混ぜ合わせ、④をつけながら食べる。

■レシピ・調理・スタイリング/古澤靖子

画像: この記事は『安心』2022年1月号に掲載されています。 www.makino-g.jp

この記事は『安心』2022年1月号に掲載されています。

www.makino-g.jp

This article is a sponsored article by
''.