チョコレートの原料が「カカオ豆」ということは知っていましたが、チョコを豆から手作りするのは考えたこともありませんでした。今回は、インドネシア産の生カカオ豆をフライパンで焙煎、すり鉢でペースト状にし、成型までを体験できる、ディープな手作りキットを紹介します。

「カカオ豆から手作りチョコレート・キット」とは

Dari K株式会社が2013年から販売している「カカオ豆から手作りチョコレート・キット」には、チョコレートの原料となる生カカオ豆のほか、チョコレートの作り方を記載しているオリジナルのブックレット、チョコレートを入れて固めるためのシリコンモールド(型)が同梱されています。

画像: 手作りチョコキットの内容。

手作りチョコキットの内容。

このキットがあれば、生カカオ豆を水洗いするところから始まり、フライパンでカカオ豆を焙煎し、薄皮を剥き、すりこ木・すり鉢を使ってカカオ豆をペーストに練り上げ、さらに砂糖を混ぜて型に流し込み、成型するまでのチョコレートづくりの全ての工程を体験することができます。

お菓子作りが好きな方はもちろん、バレンタインに生カカオ豆の状態からチョコレートづくりに挑戦したい方におすすめです。これまで子供の自由研究や学校の食育で使われたり、近年では人気YouTuberに取り上げられたりするなど、非常にユニークで人気の商品です。2022年1月6日より、リニューアルした商品の発売が開始されます。

カカオ農家さんの顔が見える

これまで、キットに使われている生カカオ豆は、契約農家が栽培したインドネシア産のカカオ豆を100%使用していました。今回のリニューアルでは、パッケージの裏に、どのカカオ農家が栽培したカカオ豆かわかるシールが貼付されています。

画像: 詳しい情報はQRコードから。

詳しい情報はQRコードから。

そのシールにあるQRコードを読み込むと、それぞれのカカオ農家の紹介ページを見ることができます。「インドネシア産のカカオ豆使用」から「農家の○○さんのカカオ豆使用」へ、原料のトレーサビリティを大幅にアップグレードしたのです。

画像: 農家さんのメッセージも。

農家さんのメッセージも。

今回は、Rudi(ルディ)さん、Sunarya(スナリヤ)さん、Halipuddin(ハリプディン)さん、Suherman(スヘルマン)さん、Tande(タンデ)さんという5名の農家がそれぞれ丹精こめて栽培したカカオ豆が用意されています(1つの手作りキットに1名の農家のカカオ豆が入っています)。

カカオの個性を楽しめる

チョコレートの原料であるカカオ豆は、実を言うと、カカオというフルーツの種です。同じ品種・同じ産地で栽培されたものであっても、その土壌や地形、降水量など微妙な生育環境の差によって風味に大きな違いが生まれます。完熟したバナナのような味がするものもあれば、パッションフルーツのような華やかな酸味が感じられるもの、ベリーを彷彿とさせるもの、柑橘系の余韻が残るものなど、同じ地域のカカオ豆にも風味の特徴はさまざま。いろいろな農家さんのカカオ豆でチョコレートづくりをすることで、カカオの奥深さを楽しむことができます。

現地での雇用を生む効果も

リニューアル前の「カカオ豆から手作りチョコレート・キット」では、麻袋で輸入したカカオ豆を日本で検品・計量・袋詰めまでしていました。今回のリニューアルでは、その作業を現地インドネシア・スラウェシ島の女性たちが担っており、生産地において延べ22人の雇用を創出しています。

画像: 現地でカカオ豆を選別している様子。

現地でカカオ豆を選別している様子。

商品概要

【商品名】
カカオ豆から手作りチョコレート・キット

【発売日】
2022年1月6日(木)

【価格】
2,200円(税込)

【販売場所】
▼Dari K三条本店
▼Dari Kオンラインショップ

まとめ

街にはいろいろなチョコレートが売られていて、どれも美味しいものですが、「まあ、チョコレートの味はだいたい想像がつく」というのが正直なところではないでしょうか(私はそうです)。5名の農家さんによるカカオ豆の味の違いにも、興味津々。少し気が早いですが、来るべきバレンタインデーには、生のカカオ豆から作る「完全手作りチョコレート」にチャレンジしてみようと思っています。皆さんもいかがですか?

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