「芋掘りに行ったから」と、ご近所さんからサツマイモをたくさんいただきました。子供の腕ほどもある巨大なものから、エクレアくらいのミニサイズまで、大きさはいろいろ。焼き芋にしたり、天ぷらにしたりして美味しくいただきましたが、最後、小さいお芋がいくつか残ったので、干し芋を作ってみました。ものすごく簡単においしくできたので、紹介します。

作り方は極めてシンプル

干し芋を作るのは初めてなので、いろいろ調べてみましたが、基本的なつくり方はどれも同じでした。芋を加熱して皮をむき、適当な大きさ・厚さに切って、ざるなどに並べて干す。好みの硬さになったら出来上がり。昨年チャレンジした干し柿とは違い、干す前の段階ですでに美味しい「蒸かし芋」なので、干し加減はお好みでOKなようです。

サツマイモを洗って蒸す

いただいたサツマイモは、風通しの良い日陰に置いて追熟させながら、少しずつ料理に使っていきました。最後に残ったミニサイズは、本当に小さくてかわいい。この子達を干し芋にします。

画像: 大きさがわかるようにしゃもじと並べてみました。

大きさがわかるようにしゃもじと並べてみました。

タワシで表面をしっかり洗って、炊飯器へ。1カップほどの水を入れて炊飯スイッチをON!

*炊飯器によっては、炊飯以外の調理ができないものもあるので、必ず取扱説明書を確認してください。

画像: 偶然にも重ならない状態でぴったり入りました。

偶然にも重ならない状態でぴったり入りました。

蒸し上がりました。念のため、竹串を刺したらスーッと入りました。

画像: サツマイモを洗って蒸す

熱いうちに皮をむく

次に、皮をむいていきます。熱いうちの方がむきやすいようです。竹串で引っかけてむく方法もあるようですが、イモが小さいせいか、手でもさほど手間ではありませんでした。けっこうスルスルむけます。黒い部分や硬いところは、ナイフで切り取りました。蒸したイモは脆くなっているので、注意深く切り取りましょう。

画像: 蒸したてのイモは熱いので、ヤケドに注意です。

蒸したてのイモは熱いので、ヤケドに注意です。

また、端のほうに繊維だらけの部分がけっこうありました。小さいイモの宿命かもしれません。のどに詰まりそうなので、この部分は切って捨てました。

画像: 端の繊維だらけの部分は、食感が悪そうなので切り落としました。

端の繊維だらけの部分は、食感が悪そうなので切り落としました。

適当な厚さに切る

サツマイモの繊維に沿って、1㎝から1.5㎝くらいの厚さに切ります。蒸したイモはねっとりしていて、包丁にくっつくことがあります。それをはがそうとして、途中で折れてしまったものもありました。

また、今回はすべて繊維に沿って切りましたが、一部は輪切りにして、食感の違いを楽しんでもよかったかな、と思いました。次回は輪切りもやってみようと思います。

イモ同士が重ならないように、ざるに並べます。ちょうどよく、ざるにぴったり並びました。

画像: 上の方に並んでいる2つは途中で折れてしまったものです。

上の方に並んでいる2つは途中で折れてしまったものです。

天日に干す

お天気がいいので、天日干しです。洗濯物といっしょに、ベランダに干します。カラスに盗られる心配もあるのですが、その時はその時でネタにしようと思い、そのまま日光浴させました(結局カラスは来ませんでした)。

画像: 天日に干す

雨の日は室内で干す

3日くらい天日干しすればいいかと思っていたら、2日めにしていきなりの雨。しかたないので、食卓カバー(猫除けです)をして室内干しです。家の中もそこそこ乾燥しているようで、ドライ感が増していました。

画像: 雨の日は室内で干す

再度、天日干しにして完成

翌日、日が出てきたので、また外に出しました。明らかに見た目が小さくなっています。水分が抜けた証拠ですね。よく見ると1つ減っていますが、これはカラスではなく家人のしわざです。「もう出来上がりかと思った。おいしかった」とのこと。そうか、うまくできたかな?ということで、天日干し2日、室内干し1日で完成としました。

画像: 思った以上に縮みました。

思った以上に縮みました。

「干し芋マイスター」に試食してもらう

わが社には現在、干し芋にハマっている女性がいます。コンビニやスーパーで干し芋を見つけては、片っ端から買って食べているとのこと。「〇〇で売っていた干し芋はイマイチでした」「コンビニなら△△のオリジナルブランドの干し芋がおいしい」など、とにかくあらゆる干し芋を食べている「干し芋マイスター」です。ドキドキしながら、彼女に私の作った干し芋を進呈しました。

画像: 干し芋マイスターの判定は?!

干し芋マイスターの判定は?!

「ん!おいしい!素朴な甘さで、乾き具合もちょうどいいですねー。えー、どうやって作ったんですか?今、うちにもサツマイモがたくさんあるから、作ってみようかなー」という嬉しいお言葉。

自画自賛になりますが、私が食べてもおいしく感じました。干し具合もちょうど私好み。ねっとりとやわらかく、サツマイモの甘味が濃縮されている感じです。人によっては、もっと硬いほうがいいと思うかもしれません。その場合は、もう少し天日干しの時間を長くしてみてください。

保存方法

干してあるとはいえ、乾物のようにカラカラではないので、そのままでは腐敗やカビの心配があります。空気に触れないように、一つずつラップに包んでから密閉容器に入れ、冷蔵もしくは冷凍保存がおすすめです。ラップが面倒なときは、干し芋が重ならないようにして、なるべく空気に触れないように、ジッパー付きの保存袋などに入れて、冷蔵庫か冷凍庫で保存しましょう。

まとめ

手作りのスイーツというと、材料の計量や手順が面倒だったり、形がくずれて失敗したりと、なかなかハードルが高いものです。その点、干し芋なら、レシピは単純明快、形はなんでもアリ。細いサツマイモを使えば、蒸す工程も短時間で済みますし、洗濯物と一緒に干したり取り込んだりすればOK。無添加でヘルシーなのも魅力です。簡単でおいしい干し芋を、皆さんもぜひ作ってみてください。

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