イスタンブールは街じゅう猫だらけ
8949kmの猫旅です。

イスタンブール空港のロビーには、トルコの国を印象づける大看板に猫が採用されていました。

空港でとても目立っていた猫の巨大な看板。

世界遺産「アヤソフィア」の外観。
イスタンブールの街に繰り出すと、ホテルのフロントでマーキングしてもらった場所に関係なく、そこかしこが本当に猫だらけでした。

お土産屋さん前の「勝手に招き猫」。
スルタンアフメット歴史地区は観光拠点。世界遺産の「アヤ ソフィア」や「ブルーモスク」があり、その周辺にお土産屋や宿泊施設が集まっています。有名な巨大市場「グランドバザール」も徒歩圏内。この周辺では、早朝から夜ふけまで猫たちに会えました。

世界遺産をバックに茶トラ猫がご挨拶。

人と猫の姿がちらほら。早朝の歴史地区。

目が合ったりカメラを向けたりすると近寄ってくるトルコの猫。

鮮やかなタイルで埋め尽くされた世界遺産ブルーモスクの内部。

夜もホテル近くの道は猫たちが行き交っていた。

求められてカリカリ(猫のごはん)をあげていた屋台のパン屋さん。
ショッピングモールでは猫が呼び込み
ブルーモスクの隣は、お土産屋さんが連なるちょっとしたショッピングモールになっているのですが、雨が降った時は、軒下に猫たちが集まりやすいようです。ここでは、猫たちが勝手に看板猫をしていたり、本当のかわいい看板猫がいたりして、お土産を探す以外にも楽しい散策になります。

雨が降ると通路にテントが張られ、猫たちも避難してくる。

店頭の布(売り物)の上でくつろぎ、勝手に看板猫をするキジ猫。

アクセサリー屋さんに入ったら、かわいい看板猫に遭遇。

目立つ場所にいるので、お客さんも触りまくる。
下町だって猫だらけ
イスタンブールの滞在は2日ほど。1日目は歴史地区周辺。2日目はトラムに乗って下町にも行ってきましたが、ここでも多くの猫たちが暮らしていました。紹介しきれない数なので、いくつかの写真だけ掲載し、次の機会で詳しく紹介しようと思います。

あいにくの雨。たくさん猫と会えたのは、雨宿りをしていたからかも。

坂のある下町には階段状の道路がたくさん。そこに猫が集まる。

窓が開いた部屋に外から帰ってきた飼い猫?

歩道の脇にあった簡易な猫ハウス。他にも立派な猫ハウスが散見された。
作者プロフィール

南幅俊輔(みなみはば・しゅんすけ)
盛岡市生まれ。グラフィックデザイナー&写真家。デザイン事務所コイル代表。現在、デザイン以外にも撮影、編集、執筆を手がける。2009年より外で暮らす猫「ソトネコ」をテーマに本格的に撮影活動を開始。日本のソトネコや看板猫のほか、海外の猫の取材・撮影を行っている。著書に「ソトネコJAPAN」「猫と世界遺産の街カレンダー」(洋泉社)、「ワル猫カレンダー」「ワル猫だもの」「サーバルパーク」(すべてマガジン・マガジン)、「どやにゃん」(辰巳出版)など。企画・デザインでは「ねこ検定」「ハシビロコウのすべて」「ゴリラのすべて」(すべて廣済堂出版)など。
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