オートミールについては知っていたのですが、「健康志向の高い人が食べるもの」で、味はおいしくないんだろうなと思い込んでいたのです。でも、このスペシャルボウルを実際に食べてみると、食べやすく、おいしかったです。用意するのも簡単なので、苦労は全くありませんでした。【体験談】菊地亜美(タレント)

プロフィール

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菊地亜美 (きくち・あみ)

2008年、アイドルグループ「アイドリング!!!」の二期生オーディションに合格。グループ卒業後は明るく元気なキャラクターと、積極的で物怖じしない話術が人気を博し、バラエティ番組に多数出演。2018年2月に結婚。2020年8月に第1子の女児を出産。

人生で初めて便秘になってつらい日々

2020年8月、私は第一子となる長女を無事出産することができました。

しかし、妊娠期間中に増えた体重は16‌kg……。人にもよるみたいですが、だいたい10‌kg前後の増加が望ましいので、ちょっと増え過ぎだったようです。

出産後、なんとか10‌kgは減らせたものの、妊娠前の体重までの残り6kgは頑として落ちませんでした。その頃は、「階段や小走りで体が重い」と自分でもびっくりするほどで、脂肪が蓄積されてしまったような感じでした。

もう一つ、悩まされていたのが便秘です。

出産後は慣れない育児でバタバタして、自分のことはどうしても後回しになり、食事のタイミングや内容もいい加減になっていました。これもよくなかったのでしょう。人生で初めての便秘になりました。何日もお通じがないというのは、つらい日々でした。

そんな中、テレビ番組『あさイチ』(NHK)の企画で、食生活を改善して、腸内環境を整える〝腸活〟に取り組むことになりました。私にとっては、まさに渡りに船のお話でした。

まず、普段の食生活を専門家の先生(大妻女子大学・青江誠一郎教授)にチェックしていただいたところ、「食物繊維が不足している」とのご指摘を受けました。

そして、これを解消するための「スペシャルボウル」を毎朝、食べることになったのです。

これには、オートミール(牛乳をかけてすぐに食べられるクイックオーツ)と、市販の小麦ふすま(小麦粒の外側の皮の部分)のシリアルを各15g、そこにヨーグルト100gとキウイフルーツなどの果物を適量加えたものです。

穀物の中でも、オートミールや小麦ふすまには、腸内の善玉菌を増やす働きのある「発酵性食物繊維」が豊富だそうです。

菊地亜美さんの スペシャルボウルの作り方

画像: 菊地亜美さんの スペシャルボウルの作り方

用意するもの(1食分)
オートミール(クイックオーツが作りやすい)……15g
小麦ふすまのシリアル……15g
ヨーグルト……100g
キウイなどのお好みのフルーツ……適量

作り方
オートミールと小麦ふすまのシリアルを皿に盛ってヨーグルトをかける。お好みのフルーツを加えて出来上がり。

善玉菌の量が増えて腸内環境が改善した

オートミールについては、最近、流行っているのは知っていたのですが、食べたことはありませんでした。私の勝手なイメージですが、「健康志向の高い人が食べるもの」で、味はおいしくないんだろうなと思い込んでいたのです。

でも、このスペシャルボウルを実際に食べてみると、食べやすく、おいしかったのです。ハチミツが栄養面でも優れているとのことだったので、ハチミツをかけたり、果物はキウイフルーツ以外にバナナも使ったりしました。

実は、もともと朝食はとっていなかったので、「何かを我慢する」こともなく、単純に毎朝、決まった時間にこれを食べることが加わっただけです。用意するのも簡単なので、苦労は全くありませんでした。

食べ始めて3日目、変化が現れました。朝起きたらすぐに便意があったのです。トイレに直行し、お通じがでました。そんなことは久しぶりでした。その後も自然とお通じがつくようになり、便秘の悩みは解消しました。

そして10日後、腸内の善玉菌が作り出す短鎖脂肪酸の量を測定したところ、なんと8割もアップしたという結果が出たのです。つまり、腸内環境が改善したということでした。

短鎖脂肪酸は、悪玉菌の増殖を抑えたり、腸の粘膜を健康にして病気から体を守るバリア機能を高めたりしてくれる働きがあるのだそうです。

もう一つ、うれしい変化がありました。特にダイエットを意識したわけでもないのに、10日間で体重が1.5kg減ったのです。

腹持ちがよくて昼まで空腹を感じない

考えてみると、それまでは朝食を食べなかった分、昼食どきになると、すごくおなかが空いていました。

でも、オートミール入りのスペシャルボウルは腹持ちがよいのか、お昼まで空腹を感じることはありませんでした。その結果、無意識に昼食や間食の量を抑えられたのかもしれません。

番組の収録後も、毎日ではありませんが、オートミールを食べるようになりました。

ちょうど1歳になった娘の離乳食にも、オートミールをミルクでふやかして食べさせたりしています。作るのは簡単なのに、喜んで食べてくれています。

これまでの食生活を振り返ると、油っこいものや、パスタなどの炭水化物が大好きでよく食べる一方、野菜などは不足していたと思います。また、長時間の番組収録が続くと、どうしても食事がロケ弁当ばかりになって、栄養が偏ったりもしがちです。

なるべく家庭で健康的な食事をしようという意識に変わりました。健康のために食事や運動の生活習慣を見直し、やせなくてはと決意したところです。オートミールもきっと、その助けになってくれると思います。

画像: この記事は『安心』2021年11月号に掲載されています。 www.makino-g.jp

この記事は『安心』2021年11月号に掲載されています。

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