金魚が好きなきんちゃん
40.51kmの猫旅です。

子猫の時にお店の倉庫に迷い込んできたという「きん」(オス・5歳)。金魚売り場に隠れ住んでいたのが名前の由来だそう。弱々しい子猫だったのに成長してからは、鳥やトカゲなどを狩りの戦利品としてお披露目するほどたくましく成長しました。お店でも堂々と過ごしています。

時折ゆらゆら揺れる魚たちを見つめます。

近所で評判の精悍な顔のイケメン猫です。

人が近づいても場所を譲らず、お客さんの方がよけることも。

レジ近くの台の上で寝転んでいます。

2階の水槽が並ぶエリアへ自由に行き来します。
タツノオトシゴの化身のようなブータン
2階に上がる階段脇のスペースがお気に入りの白黒猫の「ブータン」(メス・12歳)。10年ほど前、近所の公園で暮らす外猫から、お店の看板猫になりました。公園でも人気者だったブータンはマイペースな性格の猫。 「きん」がくるまではひとりでお店を支えていました。

水槽が並ぶ迷路のような店内を自由に移動しています。

階段脇のスペースでゆっくり寛いでいます。

鼻の下の黒い模様は、まるでタツノオトシゴが横たわっているような柄です。

在庫の陰に隠れて秘密基地のようになっています。

水槽にタツノオトシゴがいたら、ぜひ見比べてください。
人には強いが先輩には弱い?
やんちゃなお年頃のきんですが、先輩であるブータンには頭が上がらないようです。顔を合わせたら、きんの方からご挨拶するも、その態度が気に入らなければ容赦なく先輩からの鉄拳が入ります。こんな時は顔のタツノオトシゴも凄みがあります。

お互いを尊重して過ごしています。

ブータンに手を出され、ちょっとビビるきん。

ユニークな顔のブータンですが貫禄があります。

1階で外を見るのが好きなきん。
中央水族館
住所:神奈川県横須賀市若松町3丁目20−18
電話:046-822-2626
営業時間:午前10時~午後7時30分
定休日:毎月第2または第3水曜日(変更あり)、年始
▼公式サイト
作者プロフィール

盛岡市生まれ。グラフィックデザイナー&写真家。デザイン事務所コイル代表。現在、デザイン以外にも撮影、編集、執筆を手がける。2009年より外で暮らす猫「ソトネコ」をテーマに本格的に撮影活動を開始。日本のソトネコや看板猫のほか、海外の猫の取材・撮影を行っている。著書に「ソトネコJAPAN」「猫と世界遺産の街カレンダー」(洋泉社)、「ワル猫カレンダー」「ワル猫だもの」「サーバルパーク」(すべてマガジン・マガジン)、「どやにゃん」(辰巳出版)など。企画・デザインでは「ねこ検定」「ハシビロコウのすべて」「ゴリラのすべて」(すべて廣済堂出版)など。

『ワル猫だもの』南幅俊輔著(マガジンマガジン)¥815(税込)
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『ハシビロコウのすべて 改訂版』監修:今泉忠明 企画制作:南幅俊輔(廣済堂出版)¥1,320(税込)
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