大人のリゾートアイランドへ猫旅
「ランカウイ島」を訪れたのは数年前のことですが、今、猫たちや景色の写真を見ていると、当時の記憶がよみがえってきます。
緑豊かな島で見かけた猫たちは、暑さのせいもあって、みんなごろ~んとしています。必死で猫を撮影している自分が嫌になってくるほど、リゾートの過ごし方のお手本となっていました。
ランカウイ島まで5128kmの猫旅です。


大人のリゾートアイランド、マレーシア「ランカウイ島」。

アジアンテイストなプールサイド。
猫をお手本に早朝のビーチで横になる
ランカウイ島の南西、レストランやショップが並ぶエリア「パンタイ・チェナンビーチ」。朝の光を浴びたビーチは清々しい雰囲気です。
そんなビーチの片隅にアクティビティショップのスタッフと客待ちをしているサビ猫がいました。猫が横になるのはわかるけど、スタッフも余裕のハンモックで客待ちです。

白く輝く砂浜が広いビーチ。

マレーシアのビーチ猫はサビ柄。

ハンモックで観光客を待っているスタッフ。

世界中から観光客が集まる人気のビーチです。
リゾートホテルで優雅に過ごす
「パンタイ・チェナンビーチ」はリゾートライフの中心地です。大小さまざまな規模のホテルも立ち並んでいますが、少し足を伸ばして、猫がいるという噂の「ボントン・リゾート・ホテル」でランチ。敷地内では、たくさんの猫たちが自由に過ごしていました。
プールサイドやマレーシアの古民家を改装したコテージの周りなど、猫がおのおのお気に入りの場所で優雅に過ごしています。ここでは、猫が一番リゾートライフを味わっているように見えました。

落ち着いた雰囲気のプールサイド。

白いリゾートチェアーで休憩中。

マレーシアの古民家を改装した宿泊用コテージ。

扉の中にはコテージの門番のような白黒猫。

少し迷惑そうな表情です。

コテージの敷地内で猫がおのおのくつろぐ。
午後のカフェで猫を眺める
ビーチ沿いの大通りを越えて路地に入っていくと、小規模のカフェやゲストハウスが点在しています。そのうちのひとつのお店でコーヒーブレイク。味はインスタントにかなり近かったけれど、屋根つきのオープンエアの店内を子猫が遊びまわっていて大満足。大人の猫はやっぱり、居心地の良い場所を見つけて居眠りしていて、ここでも十分リゾート気分を満喫できました。今回、原稿を書いみて、「また行ってみたい」とひしひしと感じたランカウイ島でした。

落ち着いた雰囲気のゲストハウス兼カフェ。

カウンターで熟睡する茶トラ猫。

2匹の子猫は遊びに夢中。

好奇心旺盛な子猫たち。
作者プロフィール

南幅俊輔(みなみはば・しゅんすけ)
盛岡市生まれ。グラフィックデザイナー&写真家。デザイン事務所コイル代表。現在、デザイン以外にも撮影、編集、執筆を手がける。2009年より外で暮らす猫「ソトネコ」をテーマに本格的に撮影活動を開始。日本のソトネコや看板猫のほか、海外の猫の取材・撮影を行っている。著書に「ソトネコJAPAN」「猫と世界遺産の街カレンダー」(洋泉社)、「ワル猫カレンダー」「ワル猫だもの」「サーバルパーク」(すべてマガジン・マガジン)、「どやにゃん」(辰巳出版)など。企画・デザインでは「ねこ検定」「ハシビロコウのすべて」「ゴリラのすべて」(すべて廣済堂出版)など。

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