運動不足と暴飲暴食で73kgまで体重が増えた
プロレス観戦で元気をもらい、ストレス解消!
長年、そんな生活を続けているプ女子(プロレス好き女子)の私ですが、プロレスと「タマネギスープ」のおかげで、劇的なダイエットに成功しました。
事の起こりは4年ほど前、土井成樹選手のファンになったこと。それまでの私は、100kgを超えるような重量級のプロレスラーが好きでしたが、たまたまもらったチケットで、中軽量級の選手が多い「ドラゴンゲート」という団体の試合を観戦しました。
80kg前後の引き締まった体で、とてつもなくパワフルなプロレスをする土井選手を生で見てドハマリしたのです。
「いつか、土井選手と並んで写真を撮りたい」
と思ったとき、ふとわが身を見ると、横幅が土井選手より太い! 運動不足と暴飲暴食で、当時の体重は73kgに達していたのです(身長は164cm)。
「この体形では、一緒に並ぶなんて恥ずかしくてできない。土井選手と写真を撮るために、15kgやせる!」
そう決心し、インターネットでいろいろなダイエット法を検索。「食べるのが大好き、運動大嫌い」な私でも、できそうなダイエット法を見つけました。
1日平均5~6杯は食べた
それは、タマネギを中心に、他の野菜も入れて作ったタマネギスープを毎食食べる方法です(作り方は下記参照)。
やり方は、タマネギスープを1日3回の食事でとり、おなかが減ったときに何杯でも食べていいというものです。
これなら空腹感で苦しむこともなさそうですし、運動もしなくていいと思い、始めました。
1日3回、朝昼晩の食事では必ずタマネギスープを食べます。その他は、果物、肉、野菜、玄米などを中心にして、腹八分目を心掛けていました。
その他にも、おなかが空いたら間食としてタマネギスープを食べました。平均すると、1日に5~6杯は食べていたと思います。

キウイ、パイナップルなどの果物とタマネギスープを食べる日もあった。
今回紹介しているタマネギスープは、だいたい3日分の量です。もっとたくさん食べたい人は、材料を増やして作るのもいいでしょう。
できたスープは、1食分ずつ密閉容器や保存袋に入れ、冷蔵庫に保存することをお勧めします。食べる前に鍋に戻して、味に飽きたらカレーパウダーを入れたり、ブラックペッパーをかけたりして変化をつけました。
最初の1週間では、体重は1kg程度しか減りませんでした。
ですが翌週は、なんと6kgの減量に成功したのです。1週間で7kgやせて大感激でした。これでダイエットに弾みと自信がつき、これまで嫌いだった野菜のおいしさにも目覚めました。
野菜を今まで以上にたっぷり食べるようになり、階段の往復や踏み台昇降といった、ちょっとした運動も取り入れたところ、引き続きジワジワとやせていきました。
こうしてダイエット開始から3ヵ月で、念願のマイナス15kgを達成!
ドラゴンゲートのファンクラブに入ったところ、土井選手との撮影券が送られてきました。3ヵ月後、夢にまで見た土井選手との撮影が実現したのです。
その後も体重は落ち続け、最終的にはマイナス17kgの56kgになりました。
タマネギスープは、ダイエットに弾みをつけたい方に超お勧めです!
はしもとあやねさんのタマネギスープの作り方

【材料】(3日分)
・タマネギ……3個(うす切り)
・キャベツ……半玉(ざく切り)
・トマト……3個(くし切り)
・ニンジン……3本(さいの目切り)
・ピーマン……1個(薄切り)
・豆苗……1パック(ざく切り)
・水……2L
・鶏ガラスープの素……小さじ1
・塩、ショウガ……適量
・鶏ササミ……(お好みで入れる)
【作り方】
トマトと豆苗以外の材料を全て鍋に入れて中火にかける。ニンジンが軟らかくなったら、トマトと豆苗を加え、ひと煮立ちしたら出来上がり。

この記事は『安心』2021年2月号に掲載されています。
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