先進国でのピルの平均服用率は24.7%に対し、日本は0.9%にとどまっています(2019年国連人口部の統計)。生理や避妊という場面で使う薬なので、わからないことがあっても気軽に聞きづらいでしょう。来る7月29日、ピルについての参加型オンライン講座が開催されるので、ご紹介します。

イベント開催の背景

このイベントを主催するのは、「smaluna (スマルナ)」というアプリを運営するネクストイノベーションという会社。スマルナは2018年6月にリリースされたアプリで、生理や性の悩みを抱える患者と医師をオンライン上で直接つなぎ、ピルを届けるほか、助産師や薬剤師による医療専門家相談窓口を設けています。

AppStoreからダウンロード Google Play で手に入れよう

同社の大学生インターンと入社1年目の社員が、このイベントを企画。生理や避妊に関して悩んだ体験をもとにイベントを発案。自分の体に興味を持ち、生理や避妊に関する相談をしやすい場を作りたいという想いから、実現にこぎつけました。

自分の心と体を守るための選択肢

コロナ禍によって生活が急激に変化し、生理の症状が重くなったり生理不順になったりという相談が、スマルナへ多く寄せられているそうです。また、一人暮らしの学生が相談しにくい状況が生まれたり、意図せぬ妊娠に関する相談が増えたりしているという報道も見られます。

このイベントは、医師から科学的根拠に基づく知識を学ぶことで、生理に関する理解を深め、自分の心と体を守るための選択肢を知ることができるような構成になっています。一方的な情報発信ではなく、イベント参加者からリアルタイムで質問を募集し、その場で回答するなど、双方向のコミュニケーションを行います。

低用量ピルとは

低用量ピルは、女性ホルモンに似た成分が入っている薬。正しく服用することで、ホルモンバランスを整えるため、月経困難症(生理痛)やPMS(生理前の不調)の改善が期待できます。
正しく服用すれば99.3%の避妊効果が得られるほか、副効用として肌荒れ・生理不順の改善など、さまざまなメリットがあります。2019年の国連人口部の統計によると、先進国でのピルの平均服用率は24.7%ですが、日本は0.9%にとどまるなど、低い水準となっています。

イベント概要

日時

2020年7月29日(水)18時〜19時

開催方法 

zoomにて開催

参加費用 

無料

参加対象 

生理や避妊で悩んでいるかた

参加方法

下記専用応募フォームより申し込み

▼専用応募フォーム

イベントスケジュール

①低用量ピルとは?
②どうやって処方してもらうの?
③どんなきっかけで飲み始めたの?
(talk time~生理によって、QOLが下がっていると感じますか?〜)
④ ピルで気になること
⑤低用量ピルとQOL(talk time〜家族や周りの目が気になる〜)
⑥ Q&A

登壇者プロフィール

画像: 登壇者プロフィール

中村 葵(なかむら・あおい)

スマルナ医科歯科レディースクリニックOSAKA 医師

国境なき医師団に憧れ医師を目指し、ザンビア、インドでボランティアや教育支援などを行う中で、避妊や家族計画、予防医療の分野に興味を持つ。途上国の医療に貢献しようとしたが、日本の同世代の性教育知識の不足を痛感。避妊や性教育に関し、日本が圧倒的途上国であることを知り、日本をフィールドに性教育分野で活動している。
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まとめ

ピルについての正しい知識を学ぶ機会は、あまり多くありません。情報を得ることで選択肢が増え、それが自分の心と体を守ることにつながります。生理や避妊について悩みがあるかたは、オンライン講座に参加してみてはいかがでしょうか。

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