マスク着用時のメイク・ヘア
マスクに合わせたおしゃれに注目
緊急事態宣言が解除され、出勤などですこしずつ外出する機会が増えてきましたが、人の多い場所に出かける際にはマスクがなかなか手放せないですね。そんななか、マスク着用時のメイクやヘアスタイルへの関心が高まっています。リップやチークなどのコスメが使えないぶん、眉や前髪のスタイルにこだわるのがポイントなんだとか。それでは、マスク着用時の眉、前髪のポイントを確認してみましょう。
マスク着用時の前髪×眉のポイント
マスク着用時は、眉を覆い隠してしまうと、表情が分かりにくく、暗く寂しげな印象になりがちです。

眉が透けて見える前髪の厚さにする、眉より短めの長さにする、立体感や起伏をつけて、軽やかで明るいイメージを心がけるなど工夫をすると良いでしょう。
今回は、「前髪がある場合」、「前髪がない場合」の2つに分け、マスク着用時にあう前髪と眉のおすすめパターンをご紹介します。
前髪がある場合
マスク着用時、前髪がある方のポイントは、「厚みの調整」、「長さ」、「立体感」です。抜け感のあるシースルーバングや、眉より上のショートバング、どちらか一方に流した斜めバングなどがおすすめです。
シースルーバング×ふんわり太眉
ナチュラルで軽やかな印象のシースルーの前髪には、ふんわりとした太めの眉を描きましょう。

前髪:「厚みの調整」がポイント
眉が透ける位に前髪の分量を少なめにし、スタイリング剤で束感をつくります。厚めの前髪は作りこんだモードな印象になるのに対して、透け感のある薄めの前髪は、ナチュラルで親しみのある印象を与えます。
眉:「ふんわり太眉」がポイント
前髪の透け具合によっては、やや寂しい印象に見えてしまうこともあるため、太眉のメイクがおすすめです。パウダータイプのアイブロウでふんわりと太めに描きましょう。
●スタイリング方法
- 指先全体にスタイリング剤をなじませ、減らす分の前髪の厚みをサイドに流し、なじませる。
- 指先に少量のスタイリング剤を付け、毛を少しずつつまむように塗布し、束感を出す。
ショートバング×毛並明るめ眉
アクティブで可愛らしい印象である眉上の前髪には、自然な毛並みを活かした明るめの眉がおすすめです。

前髪:「長さ」がポイント
アクティブで可愛らしい印象のショートバング。切り口をそろえ過ぎず、動きを付けると取り入れやすくなります。長さが短いほど若々しい印象を与えます
眉:「毛並明るめ眉」
アクティブな印象に合わせて、毛並を活かしつつ、明るめな眉色で軽やかに仕上げるのがおすすめです。アイブロウマスカラで一本一本毛並をとかし、仕上げましょう。
●スタイリング方法
- 前髪の長さが眉より下でも、アイロンを使って毛先をクルッと内側に巻くと短くできます。
- 指先全体にスタイリング剤を付け、手ぐしで前髪をとかしほぐすように塗布しましょう。
ふんわり斜めバング×眉尻すっきり眉
ソフトで知的な印象の斜めの前髪には、眉尻をしっかり描き、すっきりとした印象に仕上げるのがおすすめです。

前髪:「立体感」がポイント
知的な印象の斜めバングは、タイト過ぎると地味に見えてしまうこともあるため、表面にふんわりと立体感を出すと良いでしょう。
眉:「眉尻すっきり」がポイント
ペンシルタイプのアイブロウで眉尻をしっかり描き、洗練された印象に仕上げましょう。ペンシルタイプで眉を描くのが苦手な方は、眉毛を一本一本植えつけるように描くと、自然に仕上げることができます。
●スタイリング方法
- マジックカーラーを平行に2段に巻き、ふんわりした立体的な内巻きをつくる。
- スタイリング剤を指と指の間につけ、前髪の内側から手ぐしを通すように塗布する。
- 指でつまむように、前髪をどちらかのサイドに流す。
前髪がない場合
前髪がない方のポイントは、「立ち上がり」、「動き」、「立体感」です。顔周りに動きがないと寂しい印象になりがちなので、フロント(額部分)の立ち上がりなどで動きをつけ、華やぎを与えましょう。フェミニンなかきあげバングや、顔周りのカールが可愛いカーリーバング、額をすっきり出したオールバックがおすすめです。
かきあげバング×アーチ眉
上品な印象のかきあげた前髪には、眉の形をしっかり描きながら、アーチ型に仕上げるのがおすすめです。

前髪:「立ち上がり」がポイント
額の分け目部分に立ち上がりを付けて立体感を出しましょう。顔周りがペッタリすると寂しい印象になってしまいます。
眉:「アーチ眉」がポイント
パウダーとペンシルのダブル使いで、アウトラインはふんわりと描きながらも、形の存在感はしっかりと出すのがおすすめです。アーチ型に仕上げることで、より上品な印象になります。
●スタイリング方法
- 前髪の根元を持ち上げながらドライヤーの温風を当て、その後少し冷ます。
いつもと逆の分け目にすると立ち上がりやすくなる。 - ワックスを手の平と指全体にのばし、立ち上がり部分になじませる。
髪をにぎるように塗布すると空気感が出て、ふんわり仕上がる。
カーリーバング×明るめソフト眉
顔周りに曲線の動きを付けた前髪は、明るく華やかな印象を与えます。眉も明るめの色でソフトに仕上げるのがおすすめです。

前髪:「動き」がポイント
顔周りに曲線の動きを付け、華やかに仕上げましょう。カールが細かくなるほど、可愛らしく華やかさも増します。
眉:「明るめソフト眉」がポイント
カールさせた前髪の柔らかな印象に合わせ、眉は髪よりやや明るめの色でふんわり描き、軽やかに仕上げましょう。
●スタイリング方法
- アイロンのクセがつきやすくなるようなスタイリング剤を顔周りの髪に塗布。
- 細めのアイロンを使い、顔周りの髪を巻きます。
リバース(後ろ側)に向かって巻くと活動的で明るい印象になります。
ニュアンスオールバッグ×立体感メリハリ眉
すっきり額をだした聡明な印象のオールバックには、陰影をつけ立体感を意識して仕上げた眉がおすすめです。

前髪:「立体感」がポイント
すっきり額を出したオールバックは、聡明で明るい印象を与えます。しかし、タイトにしすぎると地味な印象になってしまうため、顔周りには起伏を付けて華やかさをプラスしましょう。
眉:「立体感メリハリ眉」がポイント
前髪のアレンジによる印象づくりができない分、眉には陰影をつけ、立体的に描くことがポイントです。更に、眉頭から鼻筋にほんのりとノーズシャドウを足して、顔にメリハリを出しましょう。
●スタイリング方法
- 手のひらと指の間全体にスタイリング剤をのばし、指を広げ、
後ろに向かってかきあげるようにとかす。 - 後ろで髪をひと束に結った後、指先でつまむ様に顔周りの表面の毛を引き出し、
立体感を付ける。 - スプレーで起伏をキープさせる。
まとめ
いかがでしたでしょうか?まだまだ出勤や人の多い場所に出かける際に欠かせないマスク。口紅やチークなどが使えないぶん、せっかくなら、マスクをしていても魅力的なメイク・ヘアを心がけ、気分を上げていきたいですよね。