「惹かれる色」「魅せたい自分の色」があなたの心を表現し、内側から輝かせてくれる一方、あなたの肌や目、髪が持っている色「パーソナルカラー」もあります。あなたの持っている色と調和し、心を表現してくれる色を知り、内側からも外側からもあなたを輝かせましょう。【解説】祐貴つばさ(色彩心理カウンセラー)

カラーコーディネートのポイント

ここまで、自分の外見が持つ「顔映りのいい色」の見つけ方や、「魅せたい自分」を叶える色のイメージを取り上げましたが、自分に合う色やイメージ通りの色を普段のファッションに取り入れる方法も学びましょう。誰でも簡単に取り入れられるカラーコーディネートのポイントをご紹介します。

「顔映りのよい白」を味方につけて

ファッションのカラーコーディネートは、一般的には「3色までに抑える」と上手にまとめることができるといわれます。しかし、実際には、バッグや小物、アクセサリーを加えると、3色では収まらないことも多いですよね。

実は、「似合う白」を加えれば、色は全部で4色になっても、スッキリとまとまるのです。「春・秋・夏・冬」タイプ、それぞれに顔映りのよい「似合う白」があります。

● 春タイプ:アイボリー
● 秋タイプ:オイスターホワイト
● 夏タイプ:ミルクホワイト
● 冬タイプ:真っ白、または、アイシー・グレイ(白に近いグレー)

似合う白は、鮮やかな色を中和させ、コーディネートをまとめてくれる効果があります。たとえば、次のようにコーディネートを工夫するのもよいでしょう。

● トップスに暗い色を選んだ場合、白いストールや白いネックレスで、首元を明るく。
● トップスもボトムスも濃い色を選んだ場合には、白いベルトをする。
● 白いベルトを持っていないときには、白いインナーをトップスの裾から少し出して着る。

これまで、色の組み合わせに「黒」ばかり選んでいたかたは、ぜひ「黒」を「似合う白」に変えてみましょう。「大人の女性は、黒に逃げず、白に逃げる」と、とてもおしゃれに見えます。

アクセサリーのメタルの色も注意

ネックレスやイヤリング・ピアスを着けて、顔のまわりを明るくしたり、「キラキラ」をプラスして華やかにすると、気持ちも華やぐのではないでしょうか。イエローベースか、ブルーベースかで、アクセサリーに選ぶとよい「メタル部分の色」も変わってきます。たとえば、次のようになります。

● イエローベース「春・秋タイプ」:「イエローゴールド」や「ピンクゴールド」
● ブルーベース「夏・冬タイプ」:「ホワイトゴールド」「プラチナ」「シルバー」

「アクセント」に取り入れてみる

鮮やかな色を取り入れるのは、初めは少し躊躇してしまうかもしれません。そんな時は、まずは小さな面積でアクセントとして使ってみましょう。これなら、新しい色にもチャレンジしやすいと思います。

アクセントに使う鮮やかな色は、2ヵ所に使うことも、コーディネートを上手にまとめるコツです。たとえば赤を使うとき、1ヵ所だけアクセントに入れると、取ってつけたような感じになってしまいます。しかし、靴とバッグ、あるいは靴とアクセサリーなど、少し離れた場所に同じ色のアクセントを入れると、まとまり感を出せます。インナーにアクセントとなる鮮やかな色を着て、カーディガンなどを羽織って見える面積を小さくするのも、取り入れやすい方法です。

形をシンプルにする

もう一つ、鮮やかな色、華やかな色、甘い色など、きれいな色の服を選ぶポイントがあります。それは、アイテムの形をシンプルにすることです。

たとえば、色がきれいで、形もかわいらしいものを選んでしまうと、大人の女性にはかわいらしくなりすぎて、浮いてしまうことがあるからです。もし、かわいらしい形の服を着たいときには、甘くない色を選ぶとよいでしょう。また、トップスかボトムスか、どちらかをかわいらしい形にしたら、どちらかはすっきりした形を選ぶのが、大人のコーディネートを成功させるためのポイントです。

組み合わせに迷ったら「反対色」を応用

色と色を組み合わせてコーディネートするために、「色相環」を参考に、色と色との関係性を知っていると便利です。「色相環」とは、虹(スぺクトル)の色「赤、橙、黄、緑、青、藍、青紫」に「紫、赤紫」を加え、色のグラデーションで並べ、その両端を丸くつないで「有彩色」を輪にしたものです。

画像: 色相環のイメージ

色相環のイメージ

◆ 同系色(統一感)

同じ色相で、明るさやトーン(明るさと鮮やかさを複合してとらええた色の調子)を変えた配色はまとまりを感じさせます。たとえば、「赤」と赤を薄くした「淡いピンク」との組み合わせ、「オレンジ」とオレンジを暗くした「茶」との組み合わせ。「黄緑」と黄緑を暗く濁らせた「オリーブグリーン」との組み合わせ。青を明るくした「空色」と、青を暗くした「紺」との組み合わせなどです。

◆ 類似色(調和)

12色の色相環で、隣り合う色同士の配色です。たとえば、黄色ならオレンジと合わせる。また、黄色と黄緑を合わせるのが、類似の配色になります。

◆ 反対色(メリハリ)

色相環で反対側(向かい側)にある色同士、また、反対側の色の隣の色との配色も、バランスのよい色の組み合わせになります。

たとえば、赤なら「緑、青緑、緑みの青(ターコイズブルー)」。黄色なら「青、青紫、紫」。黄緑なら「青紫、紫、赤紫(マゼンタ)」との組み合わせになります。反対色を組み合わせるとき、どちらも鮮やかな色を選ぶと、強い感じ、派手な感じになります。その場合は、どちらかの色を「暗く」する、あるいは「薄くする」などトーンを変えることで、なじみやすくなります。赤を淡いピンク色に変える、緑を明るいミントグリーンに変える、オレンジを暗い茶色に変える、などです。

また、トップスとボトムスの配色に反対色を選んだ場合には、その間に「似合う白」のベルトをすることで、全体の配色をまとめることもできます。

最後に

毎日の生活に色を取り入れることは、自分で実践してこそ身につくものです。色を変えようと思ったときに、すでに、あなたの気持ちは一歩踏み出しています。それを着て外に出かけましょう。私たちに必要なのは、完璧なコーディネートではなく、自分の心を解放し、今よりもっと自分を好きになるためのコーディネートです。あなたが「本当に着たいと思う色」を着るだけで、見えるものが昨日とはまるで違ってくることでしょう。色に背中を押してもらい、「ありたい自分」へと踏み出しましょう。

なお、本稿は『なぜ、あなたは「黒い服」を着るのか』(マキノ出版)から一部を抜粋・加筆して掲載しています。詳細は下記のリンクよりご覧ください。

画像: 「気づけばクローゼットの服が黒ばかり」は要注意!惹かれる色には、実は本心が表れている!シャネルの元マネージャーが教える色彩心理の世界。あなたが無意識に身につけている色にも意味があります。これまでの半生を棚卸しし、自分らしい色を見つけることで、本当になりたい大人の女性を表現できる一冊。自分を表現できる色選びとコーディネートの方法も紹介! www.amazon.co.jp

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