「惹かれる色」は、「今の自分の心に寄り添い、支えてくれる色」でもあります。その中から、「自分らしいと感じる色」「魅せたい色」を見つけていきましょう。「魅せたい色」とは、「これから表現してみたい自分の色」や、「自分の魅力や新しい可能性を引き出してくれると感じる色」のこと。それぞれの色の持つ特徴やイメージを知り、あなたの魅力を引き出す色を探してみてくださいね。【解説】祐貴つばさ(色彩心理カウンセラー)

解説者のプロフィール

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祐貴つばさ(ゆうき・つばさ)

「色とココロのコンシェルジュ」、レゼル・ド・マクルール〜私色の翼〜代表。色彩心理カウンセラー。仏ブランド・シャネルの日本法人に、アシスタント、セールスアナリスト、ビジネス企画管理部門マネージャーとして25年間勤務。

「惹かれる色」から本当の気持ちと向き合う

「惹かれる色」は、「今の自分の心に寄り添い、支えてくれる色」でもあります。そこから、「ありたい自分の色」、つまり「こうあると自分らしいと感じる色」を見つけていきましょう。さらに、「魅せたい色」も探してみてください。「魅せたい色」とは、「これから表現してみたい自分の色」や、「自分の魅力や新しい可能性を引き出してくれると感じる色」のことです。

様々な色の持つ意味

何気ないアイテムが求めている「色」を表す

いつも黒を着ている人でも、隠し切れない自分の感情が、小物や家のなかのインテリアに表れていることがあります。バックの一部にピンク色の可愛らしい模様があったり、グレイの服ばかり着ていても、スマホカバーは明るい黄色を選んでいたり。インテリアのポイントに華やかな赤が使われていたり。自分の感情は、無意識にも表面に出てきています。それは、とくに色や柄などに表れやすいのです。そんな潜在意識から出たがっている気持ちに気づき、見つめる時間を持つことが大切です。

画像: 何気なく選んだ色があなたの心理を表すことも

何気なく選んだ色があなたの心理を表すことも

色は大切な「自己表現のツール」

人はだれでも、「自分を表現したい」「人に自分の思いを伝えたい」「理解してほしい」「分かち合いたい」という欲求を持っています。黒や紺色、グレイをいつも着ている。でも、それは本当に好きな色ですか。心が求めている色は必ずあります。自分ではわからない、というときには、近くにいる人の声に耳を傾けてみてください。「赤い色のバッグをよく持っているよね」「黄色の小物をよく選ぶよね」人からそんな指摘を受けたことがありませんでしたか。

「ずっと好き」「ずっとこだわっている」という色は、子どものころの記憶とつながっていることがあります。あなたの「好きな色」「惹かれる色」は、どんな記憶につながりますか。惹かれる色は、あなたの潜在意識からのメッセージ。その色のイメージ・意味が、自分の気持ちにマッチしているから惹かれるのです。

18色の「色彩心理」を紹介

これから、代表的な色である18色の「色彩心理」を紹介します。あなたの「惹かれる色」がわかったら、その色の持つイメージ・意味を読んでみてください。そのなかで、とくに「ピン」とくるものがあれば、なぜ、その言葉に反応したのか、自分の最近の状況を見つめてみましょう。惹かれる色を通して、あなたの心に隠されている思いとじっくり向き合ってみてださい。

なお、色には、必ず「ポジティブな側面」と「ネガティブな側面」があります。今のあなたは、「ポジティブ」と「ネガティブ」、どちらのキーワードが自分にしっくりくるでしょうか。ポジティブ、ネガティブ、どちらのイメージに自分の心がマッチしていたとしても、よい・悪いという基準はありません。ピンときたイメージ・意味を手掛かりに、今の自分を見つめ直してみましょう。

赤・マゼンタ(赤紫)・ピンク系

〈赤の心理〉エネルギッシュに活動

◆色の持つイメージ・意味

活動的・自信・情熱・積極的・存在感・達成感・エネルギッシュ・刺激・興奮・発散・怒り・自己主張・闘争心など。

◆どんな気持ちのときに惹かれるか

「何かを達成したい」「自信がある」「活動したいエネルギーにあふれている」状態のときや、「エネルギーを必要としている」ときにも惹かれやすい色です。

〈マゼンタ(赤紫)の心理〉成熟を味方に次のステップ

◆色の持つイメージ・意味

愛情・女性性・華やかさ・しなやかさ・成熟・次のステップ・自己回復・プライド・自己アピール・不調(暗めの赤紫)、葛藤(暗めの赤紫)など。

◆どんな気持ちのときに惹かれるか

自分自身の成熟を感じ、年齢の節目と向き合いながら、次のステージに進もうとする気持ちが表れていることがあります。能動的に生き方を見つめているときです。「愛情や幸せ、充実を感じている」ときや、それらを求める心理が働くときにも、この色に惹かれます。

〈ピンクの心理〉優しさや幸福感に満たされている

◆色の持つイメージ・意味

幸福感・優しさ・安らぎ・ときめき・恋愛・満足感・やわらかい・女性らしい・ロマンティック・過敏(とくに赤紫を明るくしたピンク)・依存・優柔不断・甘え・現実逃避など。 

◆どんな気持ちのときに惹かれるか

「幸せに包まれている」「優しい気持ちでいる」「安らいでいる」ときや、「恋をしている」「ときめいている」ときに惹かれやすい色です。また「優しさが欲しい」「だれかに甘えたい」と願うときや、「夢見がち」「現実逃避したい」という心理のときにも惹かれることがあります。

画像: ピンクで優しさや幸福感を「魅せる」ことができます。

ピンクで優しさや幸福感を「魅せる」ことができます。

オレンジ・黄色系

〈オレンジ(橙)の心理〉冒険心・向上心の高まり

◆色の持つイメージ・意味

元気・活発・冒険心・向上心・積極性・陽気・社交的・カジュアル・温かい・自己アピール・落ち着きがない・わがまま・安っぽいなど。

◆どんな気持ちのときに惹かれるか

「チャレンジしたい」「向上したい」と願うときや、「活発に行動している」「楽しい気分」のときに惹かれやすい色です。「元気になりたい」「温もりを求めている」「注目してほしい」などの思いのときにも、人はオレンジに惹かれます。

〈黄色の心理〉好奇心や無邪気な気持ちを大切に

◆色の持つイメージ・意味

希望・期待・好奇心・意欲的・憧れ・喜び・幸福・安心感・感覚の冴え・ユーモア・甘え・さびしさ・幼さ・神経質など。

◆どんな気持ちのときに惹かれるか

「希望や期待感がある」「好奇心に満ちている」「学びたい意欲がある」「喜びを感じている」ときや、「自分に注目してほしい」「無邪気にあまえたい」という気持ちが強いときです。喜びに満ちた感情を表現する一方、満たされることへの期待感につながることもある色。

〈茶色の心理〉ゆったりと落ち着いている

◆色の持つイメージ・意味

落ち着き・安定感・安心感・温和・充実感・成熟・堅実・包容力・伝統・地味・不完全燃焼・ストレス・保守的など。

◆どんな気持ちのときに惹かれるか

「充実感がある」「気持ちが安定している」「くつろいでいる」状態のときに、茶色に惹かれやすくなります。「ゆったりした気分になりたい」「安心したい」と、それを求める気持ちから、茶色に惹かれることもあります。

〈ベージュの心理〉緊張が解け、のんびりしている

◆色の持つイメージ・意味

リラックス・穏やか・やわらかい・ナチュラル・優しさ・安心感・ぬくもり・落ち着き・控えめ・無難・退屈・活気がないなど。

◆どんな気持ちのときに惹かれるか

「穏やかな優しい気持ちでいる」「リラックスしている」「安心している」「緊張から解き放たれた」という状態のときに惹かれることの多い色です。「今は、刺激が欲しくない」という心理のときに惹かれる色といえるでしょう。たとえば、「のんびりしたい」「安らぎたい」「心と体をゆるめたい」という思いのときです。

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