年を取ることで若返った──「そんなことができるわけない」。と思う人もいるでしょう。ところができるのです。その方法は「顔の表情筋を鍛える」ことです。【解説】 上野潤子(「アップップメソッド」考案者・ビューティーライフナビゲーター)

解説者のプロフィール

画像: 解説者のプロフィール

上野潤子(うえの・じゅんこ)
アップップメソッド」考案者・ビューティーライフナビゲーター。1950年1月生まれ。2015年、第8回ミセス日本グランプリ60代の部でグランプリ受賞。ビューティーライフナビゲーターとして、「Face change! Life change!」「成功を手にする顔筋メソッド」をテーマに、「アップップメソッド」を考案。表情筋を動かすことにより、お顔スッキリ、笑顔の持続が売り。全国各地で開かれるアップップレッスンは、常に定員オーバーになるほどの人気となっている。テレビCMやモデルとしても活躍中。著書『マイナス15歳の顔になれる アップップメソッド』(かんき出版)が好評発売中。
公式HP:https://uenojunko.com/

同窓会に行くと娘と間違われる

私はこの1月で70歳になりました。こう言うと多くの人が、「若い!」「信じられない!」と驚かれます。私もそう思います(笑)。同窓会などに行くと、「一人だけ、どなたかの娘さんが混じっている」などと言われることがあります。

この年齢になると、しっかりと美を意識して、日々若々しく生きているか、そうでないかで、「見た目の年齢」は20歳も30歳も違ってきます。

こんな私も、ずっと前から若々しかったのではありません。おそらく50代の頃の私より、今の70歳の私のほうが若く見えるはずです。

私は年を取ることで、若返ったのです。「そんなことができるわけない」。と思う人もいるでしょう。ところが、できるのです。

その方法は、「顔の表情筋を鍛える」こと。私は、顔を若返らせるために、効果的に表情筋を鍛える方法を考案しました。それを「アップップメソッド」と呼んでいます。表情筋の運動なので、ここでは「アップップ体操」と呼びます。

表情筋はいくつになっても鍛えることができます。60歳の人でも、70歳の人でも、80歳の人でも、今日から始めることで、10歳、15歳と若く見られる顔作りは可能なのです。

現に、私がアップップ体操を考案したのは60歳を過ぎてから。それから実践して、数年間で50代よりも若い70歳になっているのです。

こうした私自身の実績もあってか、おかげさまでアップップ体操は大好評です。現在、東京、名古屋、大阪で「アップップレッスン」を行っています。これまでの受講者は、軽く1万人を超えていると思います。

受講したかたは皆さん、とても感動して帰られます。「ほうれい線や目の下のたるみが目立たなくなった!」「目がぱっちり大きくなった」「ひと回り小顔になった」「顔色が明るくなって、毛穴も目立たなくなった」「自然な笑顔ができるようになった」などといった喜びの声を寄せてくださっています。

また、顔が若返ったことで、気持ちが上がり、新しいことにチャレンジする人も増えるため、「運気が上がった!」「上野さんのおかげで人生がガラリと変わった!」と感謝されることもあります。生徒さんたちからは「動くパワースポットですね」などと言われているほどです(笑)。

1万人以上が美顔になった!
おもしろ! 白熱の「アップップレッスン」

画像: アップップメソッドを熱く教える上野先生

アップップメソッドを熱く教える上野先生

画像: 参加者一人ひとりに優しく丁寧に教えてくれる

参加者一人ひとりに優しく丁寧に教えてくれる

画像: みんなでいっしょに「アップップー!」

みんなでいっしょに「アップップー!」

私はアップップ体操を考案する前は、エステサロンに通って、手技で顔を引き上げてもらっていました。その頃から、顔全体が下がること、たるむことが老けて見える大きな要因だと知っていました。しかし、エステサロンでは、フェイスラインのゆるみや顔全体のくすみが取れないことがわかりました。

そんなときに「顔ヨガ」と出会いました。顔ヨガを行うと、その日のうちに顔が引き上がっているのを実感できたのです。

エステサロンで上げてもらう他力本願ではなく、自分で毎日、表情筋を動かして、顔を引き上げることができたらすごい!と思い、顔ヨガインストラクターの資格を取得しました。

さらに、顔の表情筋と頭の骨などについても独自に勉強を行い、どこを意識して刺激すると、よりリフトアップに効果的なのかを研究に研究を重ねました。

その結果、編み出したのがアップップ体操です。私はアップップ体操を続けた数年間のうちに、口角が上がり、ほうれい線が薄くなり、額のシワが消えました。さらに、目も大きくなったと思います。

60代半ばから始めてもこの効果です。アップップ体操は何歳から始めても、明日は今日よりも若い顔になれます。何歳から始めても遅すぎることは絶対にないのです。

顔がたるむと怒っているように見える

それではいよいよアップップ体操のやり方について説明します。

日常生活を送るうえで、私たちは話したり、笑ったり、表情筋をよく動かしているように感じます。ところが、多くの人は上手に表情筋を動かせていません。

日本人が日常生活の中で使っている顔の筋肉は、20〜30%程度と言われています。英語の発音が上手になりたかったら、まず顔の筋肉を鍛えなさいと言われます。それほど、私たちは表情筋を使っていないのです。

別に怒っていないのに、人から「怒っているの?」と聞かれることはありませんか?

年を重ねて、顔の筋肉が衰えると、自分では普通の表情でも、他人からは不機嫌なような、怒っているような顔に見えます。こうなると危険信号です。あなたに話しかけにくくなりますし、人間関係にも支障が出てきます。

そこで、まずはふだん使っていない表情筋をしっかり刺激する「基本のアップップ」をやってみましょう(やり方は下記)。口の周りの筋肉を動かすには、外国人のようにオーバーに表情を作るようにしてください。「ちょっと大げさかな」と思うくらいでOKです。

ここを鍛えればたるみ・ほうれい線が消える!
主な表情筋の位置

画像: 顔がたるむと怒っているように見える

アップップ体操を行うとき以外でも、オーバーに表情を作れるようになると、顔の雰囲気はかなり変わってくるはずです。

なお、アップップ体操を行うときは、「アップップー、アップップー」と言葉に出しながら行ってください。1回の「アップップー」で約1秒、一つの動作につき3回唱えて、約3秒行います。口にするのが難しい場合は、心の中で「アップップー、アップップー」と唱えましょう。

基本のアップップができたら、下項で紹介する応用のアップップをやってみましょう。

アップップ体操では、表情筋のほかに、頭皮を刺激することも重視しています。頭皮は、顔と一枚の皮膚でつながっています。頭皮がゆるめば、顔もたるんできます。これが顔のたるみやシワ、ほうれい線が目立ってくる要因です。頭皮を引き締めることで、顔のたるみ解消、リフトアップや小顔効果が得られるのです。

今回紹介する「ほっぺたアップップ」ではマリオネットラインと呼ばれる口元のたるみや、ブルドッグのようなほおのたるみ、「側頭部アップップ」では側頭部の頭皮を引き上げ、ほうれい線を解消します。

アップップ体操を毎日続けると、数カ月後、数年後、顔が見違えます。ぜひ実践してください。

表情筋をゆるませ、鍛える
基本の「アップップ」

画像1: 表情筋をゆるませ、鍛える 基本の「アップップ」

口を大きく開け、ほおを上げながら、下あごを動かさずに、「わー」と声を出す。これ以上開かないというくらい口を開ける。外国人になったように、手なども使ってオーバーアクション気味に行う

画像2: 表情筋をゆるませ、鍛える 基本の「アップップ」

口を縦に大きく開き、鼻の下も伸ばして「おー」と発声。口輪筋を大きく動かすことができる。このとき、おでこは動かさずに目だけ動かして上を見る。上あごと下あごの境目のところが上に伸びるように。「のおおー」ともう一段階伸ばすと、口輪筋が大きく動いてさらによい

画像3: 表情筋をゆるませ、鍛える 基本の「アップップ」

唇を指一本入るくらいに開け、すぼめて花びらのような形をつくり、「ちゅー」と発声。このとき上唇を鼻にくっつけるイメージで上げる。口輪筋を動かし、頬筋を前に出すよう意識することで、顔を引き締める

◎終わったら、リンパを流す

画像4: 表情筋をゆるませ、鍛える 基本の「アップップ」

どのアップップをやった後でも、終わったらリンパを流しながらリラックスする。血行もリンパの流れもよくなっているので、老廃物が流れやすくなっている。耳の下から鎖骨に向けて、さらに鎖骨の上を、中央から外側に向かって、優しくさすり流す

顔のたるみ・ほうれい線を解消する
アップップ体操のやり方

マリオネットライン、ブルドッグほおに効く
① ほっぺたアップップ

画像1: マリオネットライン、ブルドッグほおに効く ① ほっぺたアップップ

マリオネットライン(口角からあごにかけての線)に両手の人さし指と中指を添える

画像2: マリオネットライン、ブルドッグほおに効く ① ほっぺたアップップ

そこから上へ、手のひら全体を当てながら、ほおをなで上げる。手根(親指の下のふくらみの部分)までぴったり密着させたら、「アップップー」と3回唱える(3秒)

画像3: マリオネットライン、ブルドッグほおに効く ① ほっぺたアップップ
画像: こめかみではなく、側頭筋をおさえる

こめかみではなく、側頭筋をおさえる

そのまま手のひらで引き上げていき、側頭筋(髪の生え際から耳の下を通って、後頭部につながっているところ)を押さえたまま、後ろに回す。こめかみではなく側頭筋を上げることで、ほうれい線が消えてみえる。目尻がハッキリ上がり、顔が変わるくらいの力で行いながら、「アップップー」と3回唱える(3秒)

画像4: マリオネットライン、ブルドッグほおに効く ① ほっぺたアップップ
画像: 指の関節が直角に曲がるようにカギを作る

指の関節が直角に曲がるようにカギを作る

ほお中央あたりのくぼんでいる部分に人さし指の第二関節を当てて、グーッと押す。押す力が逃げないよう、片方は手のひら全体で顔を押さえ、もう片方を押す。そのまま「アップップー」×3回(3秒)。
※顔の反対側も同様に行う

ほうれい線、ほおのたるみに効く
② 側頭部アップップ

【ポイント】引っ張ったときに、上半身が後ろに反ったり、前に倒れたりしないように。胴体は正面を向いたまま、首と肩の部分だけを動かすようにする

画像5: マリオネットライン、ブルドッグほおに効く ① ほっぺたアップップ

まっすぐに立って正面を向き、右手で左側の側頭筋を押さえる。こめかみではなく、引っ張るとほうれい線が消えて見えるところを探す

画像6: マリオネットライン、ブルドッグほおに効く ① ほっぺたアップップ

右手で側頭筋を引っ張りながら、顔を右に倒し、左手は左肩の先を押さえ、下方向に引っ張る。ほうれい線が見えていない顔のまま、気持ちいいと感じる位置でキープ。そこで「アップップー」と3回唱える(3秒)

画像7: マリオネットライン、ブルドッグほおに効く ① ほっぺたアップップ

反対側も同様に行う。顔の左右のどちらか下がっている方を回数多めにやってもOK

老眼が改善したり視力が上がった人も!

アップップ体操の恩恵は、顔の若返り以外にもたくさんあります。

この歳でも、私は老眼ではありません。老眼鏡をかけずに平気でパソコンやスマホを長時間見ますし、SNSも使いこなしています。新聞の小さな文字も難なく見ることができるので、眼科の先生からは「不思議です」と言われます。

これは、アップップ体操で、目の周りの眼輪筋が鍛えられ、周辺の血流もよくなっているからだと思います。その証拠に生徒さんからも、「老眼が改善し、メガネなしで過ごせるようになった」「視力が0.9から1.5に上がった」といった声をよくいただきます。

また、舌の筋肉も鍛えられるので、「滑舌がよくなり、なめらかに話せるようになった」という効果を感じるかたも多いようです。

画像: 「60台半ばから始めた私でも若返ったのです。」(上野)

「60台半ばから始めた私でも若返ったのです。」(上野)

アップップレッスンに参加されるかたは、最初は皆さん、「自分に自信がない」とおっしゃいます。でも、レッスン後に、ガラリと顔が変わったのを確認すると、表情が明るくなり、自信がどんどん出てきます。

そんなかたはどんどん人前に出たり、人の集まりなどに積極的に参加するようになったりします。そうすることで、お仕事の幅が広がったり、良縁に恵まれたりするかたも多いようです。

私自身、カゼも引くことなく、健康そのものです。今でも14cmのヒールを履いて、街を歩いています。このまま100歳まで生きる予定で、とにかく人生を楽しんでいます。

アップップ体操は、今日から無料でできる健康法です。皆さんもぜひ若返って、いくつになっても笑顔の絶えない人生を送ってください。

画像: この記事は『ゆほびか』2020年3月号に掲載されています。 www.makino-g.jp

この記事は『ゆほびか』2020年3月号に掲載されています。

www.makino-g.jp

This article is a sponsored article by
''.