鼻腔の周囲には、4種類の空洞が存在しています。この空洞に炎症が起こっている状態が「副鼻腔炎」という病気です。以前は「蓄膿症」と呼ばれていました。炎症が続いて慢性化する前に、なんとしても食い止めたいものです。【解説】北西剛(きたにし耳鼻咽喉科院長・医学博士)

解説者のプロフィール

画像: 解説者のプロフィール

北西剛(きたにし・つよし)

きたにし耳鼻咽喉科院長。医学博士。1966年、大阪府守口市生まれ。滋賀医科大学卒業。2005年、生まれ故郷である守口市に、きたにし耳鼻咽喉科を開設し、現在に至る。日本耳鼻咽喉科学会専門医。日本気管食道科学会専門医。日本アーユルヴェーダ学会理事長。日本胎盤臨床医学会認定医・理事。阪神タイガースネット検定合格。『慢性副鼻腔炎を自分で治す』(マキノ出版)など著書多数。
▼きたにし耳鼻咽喉科(公式サイト)
▼専門分野と研究論文(CiNii)

12週間を超えて症状が続くと〝慢性副鼻腔炎〟

皆さんは、以下に挙げる症状に悩まされていませんか?
「鼻づまりがひどい」
「ドロドロした鼻水が出る」
「いくら鼻をかんでもかみ切れない」
「においがわからない」
「いつも頭痛がする」
「目の奥が痛い」

もし、こうした症状が続くようであれば、「単にカゼが長引いてるだけ」と安易に考えてはいけません。「副鼻腔炎」に罹患している可能性があります。

では、副鼻腔炎とは、いったいどういう病気なのか、詳しくご説明しましょう。

鼻の穴を入ったところが、「鼻腔」と呼ばれる空間です。そして、鼻腔の周囲には、鼻腔を取り囲むように、4種類の空洞が存在しています。

それは、上顎洞・篩骨洞・前頭洞・蝶形骨洞と呼ばれていて、それぞれ左右にあるので、合わせて八つになります。この空洞に炎症が起こっている状態が「副鼻腔炎」という病気です。

以前は「蓄膿症」と呼ばれていましたので、こちらの名前のほうがなじみがあるかもしれません。

副鼻腔は、鼻腔と細い自然口でつながっていますが、炎症によって自然口がふさがると、副鼻腔内で病原体が増殖します。その結果、膿がたまって炎症がさらに悪化するのです。

副鼻腔炎には急性と慢性がありますが、炎症が続いて慢性化する前に、なんとしても食い止めたいものです。

■副鼻腔のしくみ

画像: 12週間を超えて症状が続くと〝慢性副鼻腔炎〟

副鼻腔炎のほかにも、鼻づまりなどのトラブルをもたらす病気がいくつかあります。それぞれの病気の特徴について、分類しておきましょう。

●副鼻腔炎

【どういう病気か】
カゼなどがきっかけで起こります。12週間を超えて続いた場合、「慢性副鼻腔炎」と診断されます。

【特徴】
鼻水がドロドロしています。慢性化すると、黄色や黄緑色の鼻水が出て、鼻づまりもひどくなります。多くの患者さんが、「いくら鼻をかんでもかみ切れない」と感じます。

また、ドロドロした鼻汁が、鼻の奥からのどのほうへ流れる「後鼻漏」という症状が起こることがあります。後鼻漏は、のどに違和感を覚えて非常に不快なものです。

頭痛、ほおの痛みなどを伴うことがあるほか、嗅覚障害が起こる場合もあります。

●好酸球性副鼻腔炎

【どういう病気か】
原因不明の難治性疾患です。多発性のポリープ(鼻たけ)ができます。ぜんそくを併発することもあります。重症の患者さんは、難病指定されます。

【特徴】
糊のような粘り気がある鼻水が出ます。鼻づまりに伴う頭痛・頭重感などの症状が起こりやすくなります。

●アレルギー性鼻炎

【どういう病気か】
花粉やダニなどのアレルゲン(アレルギーを引き起こす原因物質)が、鼻腔に侵入することで起こる疾患です。

【特徴】
鼻水、鼻づまり、クシャミが3大症状として挙げられます。 鼻水は、サラサラとして透明で、とめどなく出てくるのが特徴です。

副鼻腔炎はドロドロ鼻水・花粉症はサラサラ鼻水

これらの鼻づまりを伴う三つの病気について、まず重要なのは、ご自身がどれに罹患しているのか正しい診断を受けることです。

例えば、「鼻水が出ているから花粉症だろうと思って市販薬を飲んでいたのに、いっこうによくならない」と訴えた患者さんが、実は、慢性副鼻腔炎だったという症例もあります。

副鼻腔炎と花粉症とでは、出る鼻水の状態がかなり違います。基本的には、ドロドロの鼻水であれば副鼻腔炎、サラサラの水っぽい鼻水であればアレルギー性鼻炎です。

また、クシャミがひどいのは、アレルギー性鼻炎と判断できます。一方、副鼻腔炎や好酸球性副鼻腔炎は、あまりクシャミが出ることはありません。

こうした違いがわかっていれば、判断の一つの目安にできるでしょう。目星をつけたうえで、おかしいと思ったら早めに耳鼻咽喉科で診てもらうことをお勧めします。

■慢性副鼻腔炎の分類

画像: 副鼻腔炎はドロドロ鼻水・花粉症はサラサラ鼻水

次に、それぞれの病気について、主な治療法をお話ししましょう。

まず、副鼻腔炎です。

慢性副鼻腔炎と診断されるのは、12週間を超えて続く場合と定義されています。しかし、それにこだわらず、鼻づまりなどの症状が長引くようであれば、副鼻腔炎を疑ってみてもよいでしょう。

カゼはとっくに治ったはずなのに、ずっと鼻が詰まった状態が続いている、あるいは2週間以上、鼻水が出続けているというケースでは、早めに耳鼻咽喉科を受診して、急性期のうちに治療することが肝心です。

治療の方法としては、炎症を抑える、鼻水と膿を出すという二つが、基本の治療アプローチです。

一定以上の炎症がある場合は、抗生物質や抗炎症剤の使用によって炎症を抑えます。同時に、鼻水と膿を出すことも重要です。膿の排出を促す漢方薬を処方することもありますが、患者さん自身のセルフケアが効果を発揮するケースが少なくありません。 

副鼻腔炎が慢性化した場合は、少量の抗生物質を3ヵ月ほど投与する「少量長期投与療法」を取ります。

通常、抗生物質を長期間投与することはできません。ただ、この療法は容量を減らして安全性を確保したうえで、殺菌だけでなく消炎作用や免疫細胞を活発にする効果を目指すものです。

なかには、抗生物質に拒否感を持たれるかたもおられるでしょう。

むろん、乱用や過剰使用は避けるべきですが、必要な場合に、必要な量の抗生物質を使用することは、非常に効果的であることをご理解ください。実際に、この新しい治療法によって、多くの副鼻腔炎の患者さんが重症化に陥らずに済んでいるのです。

次に、好酸球性副鼻腔炎の治療法です。

具体的には、ステロイド剤を投与し、鼻たけなどが縮小したらいったん終了します。その後は、様子を見ながら休薬と再開をくり返します。

好酸球性副鼻腔炎の場合、ご自身で鼻腔を洗浄することで大きな効果を発揮する場合もあります。日ごろのセルフケアを続けていただくことが重要といえます。

鼻たけが大きくなってしまい、鼻づまりや頭重感がひどいときは、内視鏡による手術を行います。ただし、手術しても再発することが多いという、やっかいな病気です。


続いて、アレルギー性鼻炎です。特に花粉症は、日本人の4人に1人が悩むといわれる「国民病」となっています。

アレルギー性鼻炎の治療としては、
環境調整、薬物療法、手術療法、舌下免疫療法の四つの方法があります。

アレルギー性鼻炎は、花粉症のように、特定の花粉に反応して起こる「季節性」のものと、1年中症状が出る「通年性」のものに分けられます。

いずれにしても、アレルギーの原因となる花粉やダニなどにできるだけ接触しないよう配慮することが基本です。これを「環境調整」といいます。

外出時にマスクやメガネを着用する、室内をまめに掃除してハウスダストを減らすなどの工夫をしてください。

薬物療法については、内服薬として抗ヒスタミン剤などさまざまな種類がありますが、患者さんが、ご自分に合った薬を服用することが大事です。

また、花粉症の場合は、花粉の飛び始める1ヵ月くらい前から、予防的に薬を飲み始めるといいでしょう。少しでも症状を軽くすることが大切です。これは、症状が悪化する前に、薬を飲むことで安定的に効果を発揮させるためです。

手術は、アレルギー反応を起こりにくくするレーザー手術があります。ただし効果は限定的なことも多く、3年以内に症状が戻ることが多いとされています。

また、舌下免疫療法は、アレルゲンの薬用エキスを患者さんの舌の下に入れて、粘膜から吸収させる方法です。つまり、アレルゲンに慣れさせるのです。

この治療法によって、約8割の患者さんに効果が認められますが、治療期間が長期間にわたることをご理解ください。

鼻うがいやオイル点鼻で自力で完治したケースも

ここまでお話ししてきたように、副鼻腔炎などの鼻の疾患については、耳鼻咽喉科で適切な治療を受けてください。そして、その治療効果をさらに高めるためには、患者さんご自身が日ごろからセルフケアを実践されることが肝要です。

私が特にお勧めする方法としては、鼻うがいや、オイル点鼻があります。

この二つは、紹介した副鼻腔炎、好酸球性副鼻腔炎、アレルギー性鼻炎のいずれの症状にも有効です。なかには、鼻うがいやオイル点鼻を根気よく続けることで、セルフケアのみで症状を完治させたケースもあるほどです。

また、鼻づまりなどの鼻トラブルに悩まされるかたは、いわば、「鼻弱体質」のかたが多いのです。これを改善するためには、日ごろから食生活に気を配らなければいけません。詳しいポイントについては、別記事でご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

LPSがたっぷり!
副鼻腔炎撃退レシピ

今回使う食材は、ヒラタケ、メカブ、レンコンにホウレンソウなどなど。そこに共通するのは、「LPS(リポポリサッカライド)」が豊富な食材ということです。

免疫ビタミンとも呼ばれるLPSをたっぷりとれば、鼻が本来果たすべき機能が復活し、鼻づまりや鼻水をはじめ、アレルギーや花粉症も防ぐことができるでしょう。

■料理・栄養計算/検見﨑聡美(料理研究家・管理栄養士)、スタイリング/北舘明美

♪まろやかで優しい味。身も心もほっこり
ヒラタケと油揚げの煮びたし

画像: エネルギー:94kcal 塩分:0.6g(各1人分)

エネルギー:94kcal 塩分:0.6g(各1人分)

【材料】(2人分)
ヒラタケ…80g
油揚げ…1枚
カツオ節…3g
Ⓐだし汁…100ml
 しょうゆ…小さじ1/2
 塩…少々
 みりん…小さじ1

【作り方】
ヒラタケは石づきを切り取り、食べやすい大きさに裂く。
油揚げはひと口大に切り、ゆでて油抜きをする。
鍋にⒶを合わせて中火にかけ、②を入れる。3分ほど煮立ててから①を加える。ふたをして2~3分煮て、ヒラタケがしんなりしたら火を止めてカツオ節を混ぜる。

♪あっさりさっぱりの一品が簡単に作れる
メカブと大豆の酢の物

画像: エネルギー:87kcal 塩分:0.9g(各1人分)

エネルギー:87kcal 塩分:0.9g(各1人分)

【材料】(2人分)
メカブ(細切り)…70g
蒸し大豆…70g
シラス干し…20g
Ⓐ酢…大さじ2
 だし汁…大さじ1
 砂糖…小さじ1
 塩…少々

【作り方】
大豆は粗くつぶす。
Ⓐを混ぜ合わせ、メカブを加えてさらによく混ぜる。
②に①、シラス干しを加えて和える。

♪ピーナッツの香りがクセになる!
レンコンと厚揚げのピーナッツ和え

画像: エネルギー:196kcal 塩分:1.1g(各1人分)

エネルギー:196kcal 塩分:1.1g(各1人分)

【材料】(2人分)
レンコン…100g
厚揚げ…小1枚(100g)
素炒りピーナッツ…20g
青ノリ…少々
Ⓐみそ…大さじ1
 砂糖…小さじ2
 水…大さじ2

【作り方】
レンコンは皮ごと2~3mmの厚さの輪切りにする。湯を煮立ててさっとゆで、ざるに取って冷ます。
厚揚げはゆでて油抜きをして、ひと口大にちぎる。
ピーナッツは薄皮をむいて粗くすりつぶし、Ⓐを加えてすり混ぜる。
③で①、②を和えて、盛りつけて青ノリを振る。

♪食卓を彩どるヒジキたっぷりの韓流サラダ
ヒジキとシイタケのナムル

画像: エネルギー:87kcal 塩分:1.0g(各1人分)

エネルギー:87kcal 塩分:1.0g(各1人分)

【材料】(2人分)
ヒジキ…8g
シイタケ…50g
ホタテ貝柱(刺身用)…50g
ゴマ油…小さじ2
塩…小さじ1/4
コショウ…少々
一味唐辛子…少々
カイワレ菜…50g
白炒りゴマ…小さじ1

【作り方】
ヒジキは水で戻してから、水気をよく切る。ゴマ油小さじ1で炒め、水気を飛ばして塩の半量とコショウ、一味唐辛子を加えて和える。
シイタケは軸を切り取り、グリルで3~4分焼いて薄切りにする。ホタテ貝柱はそぎ切り。カイワレ菜はさっとゆでる。
②のそれぞれに残りの塩を等分して加え、コショウと一味唐辛子を振る。
①と③を盛りつけてゴマを振る。

♪根菜のコリコリとした歯ごたえがたまらない
レンコン、ゴボウと豆腐の炒め物

画像: エネルギー:179kcal 塩分:1.0g(各1人分)

エネルギー:179kcal 塩分:1.0g(各1人分)

【材料】(2人分)
レンコン…100g
ゴボウ…80g
ニンジン…50g
油…大さじ1/2
木綿豆腐(小1丁)…200g
塩…小さじ1/4
しょうゆ…小さじ1/2
カツオ節…5g
万能ネギ…3本

【作り方】
レンコンは皮ごと乱切りにする。
ゴボウとニンジンも乱切りにして、下ゆでする。
フライパンに油を中火で熱し、①、②を炒める。こんがりとしたら木綿豆腐を崩し入れ、ふたをして2~3分蒸し煮にする。
ふたを取って塩を加え、水気を飛ばすように炒める。しょうゆを加えてから火を止め、カツオ節と小口切りにした万能ネギを加えて混ぜる。

♪ヘルシーなのにボリューム満点!
ヒジキとジャガイモとタラのチーズ焼き

画像: エネルギー:210kcal 塩分:1.3g(各1人分)

エネルギー:210kcal 塩分:1.3g(各1人分)

【材料】(2人分)
ヒジキ…8g
ジャガイモ…100g
タマネギ…50g 
塩…小さじ1/6
コショウ…少々
生タラ(2切れ)…200g
小麦粉…大さじ2 
油…大さじ1/2
ピザ用チーズ…20g

【作り方】
ヒジキは水で戻して水気を切る。ジャガイモはせん切り、タマネギは粗みじん切りにする。全部合わせて、塩、コショウを振る。
タラはひと口大に切り、小麦粉をはたきつける。フライパンに油を中火で熱し、こんがりと焼く。
グラタン皿に①、②を入れてチーズをのせる。オーブントースターで10~12分ほどこんがりするまで焼く。

♪ほどよい酸味が抜群のおいしさ
ナメコとトマトのサンラータン

画像: エネルギー:36kcal 塩分:0.6g(各1人分)

エネルギー:36kcal 塩分:0.6g(各1人分)

【材料】(2人分)
ナメコ…50g
トマト…100g
白菜…100g
ショウガ…1/2片
だし汁…300ml
豆板醤…小さじ1/4
おろしニンニク…少々
酢…大さじ2
Ⓐ塩…少々
 コショウ…少々
 オイスターソース…小さじ1/4

【作り方】
ナメコは水でさっと洗ってぬめりを取る。トマトはくし形、白菜はひと口大に切る。ショウガはせん切りにする。
鍋にだし汁を中火で煮立てて、白菜を加える。ふたをして4~5分煮てしんなりしたら、ナメコ、トマト、ショウガ、おろしニンニク、豆板醤を加えてさらに2~3分煮る。
全体がなじんだら、Ⓐを加えて味を調える。火を止めて酢を加える。

♪意外な組み合わせが魅力的なごちそうスープ
ホウレンソウの冷たいヨーグルトスープ

画像: エネルギー:111kcal 塩分:0.3g(各1人分)

エネルギー:111kcal 塩分:0.3g(各1人分)

【材料】(2人分)
ホウレンソウ…100g
タマネギ…50g
ニンニク…1/2片 
オリーブオイル…大さじ1/2
パプリカパウダー…少々
Ⓐプレーンヨーグルト…200g
 水…100ml
 レモン汁…大さじ1
 塩…少々
 コショウ…少々

【作り方】
ホウレンソウは湯を煮立ててさっとゆでる。冷水に取って手早く冷やし、水気をしぼり細かく切る。
タマネギ、ニンニクは薄切りにする。
フライパンにオリーブオイルを中火で熱し、②を炒める。しんなりしたら①を加えて、くったりするまで炒めて冷ます。
Ⓐはなめらかに混ぜて、よく冷やしておく。
④に③を加えてよく混ぜる。盛りつけてパプリカパウダーを振る。

♪カキの旨みが広がる満腹メニュー
ヒラタケとゴボウのおこわ

画像: エネルギー:217kcal 塩分:0.9g(各1人分)

エネルギー:217kcal 塩分:0.9g(各1人分)

【材料】(2人分)
ヒラタケ…80g
ゴボウ…30g
もち米(玄米)…1合
カキ…120g
ショウガ(みじん切り)…10g
パクチー…少々
Ⓐしょうゆ…小さじ1/2
 塩…少々
 みりん…小さじ1

【作り方】
もち米はさっと洗ってひと晩、水につけておく。
ヒラタケは石づきを切り取り、食べやすい大きさに裂く。ゴボウは縦半分にして、2cm幅に切る。
カキはさっと洗って、水気を切る。
①の水気をよく切って炊飯器に入れ、1合の目盛りまで水を加える。大さじ1の水をすくい出してⒶを加えて混ぜる。表面を平らにして②、③、ショウガをのせて炊く。
炊き上がったら全体を混ぜ、盛りつけてパクチーを添える。

♪アンチョビのアクセントがきいたオシャレな一品
雑穀とノリのリゾット

画像: エネルギー:248kcal 塩分:0.9g(各1人分)

エネルギー:248kcal 塩分:0.9g(各1人分)

【材料】(2人分)
雑穀(ミックス)…50g
米…50g
焼きノリ(全型)…3枚
タマネギ…50g
トマト…100g
オリーブオイル…大さじ1/2
ニンニク(つぶす)…1/2片
アンチョビ…10g
ローリエ…1/2枚
タイム…少々
湯…150ml
塩…少々
コショウ…少々

【作り方】
タマネギ、トマトは7~8mm角に切る。
焼きノリは小さくちぎる。
フライパンにオリーブオイルを中火で熱し、ニンニクを炒める。雑穀と米を加えて軽く炒め、①、アンチョビ、ローリエ、タイムを加えてさらに炒める。
トマトが崩れたら、湯を3回に分けて加える。さらに炒めて水分を米に吸わせる。
米に少し芯が残る程度まで火を通し、②を加えてよく混ぜてなじませる。塩とコショウで味を調える。

♪濃厚なゴマの香りを存分に堪能できる
黒ゴマのプリン

画像: エネルギー:122kcal 塩分:0.1g(各1人分)

エネルギー:122kcal 塩分:0.1g(各1人分)

【材料】(6人分)
黒ゴマ(ペースト)…60g
粉ゼラチン…5g
冷水…大さじ3
牛乳…300ml
砂糖…40g

【作り方】
粉ゼラチンを冷水に振り入れて戻す。
鍋に牛乳を入れて中火にかけ、①、砂糖を加えて煮立てないようにしながら溶かす。
ボウルに黒ゴマを入れ、②を少しずつ加えながら混ぜる。
③を器に流し入れ、冷蔵庫で冷やして固める。

♪コリコリした歯ごたえおなかにも優しいデザート
ココナッツミルクのぜんざい

画像: エネルギー:286kcal 塩分:0.2g(各1人分)

エネルギー:286kcal 塩分:0.2g(各1人分)

【材料】(2人分)
レンコン…30g
サツマイモ…30g
そば米…30g
水…100ml
ココナッツミルク…200ml
塩…少々
砂糖…大さじ2
クコの実…5g
素炒りピーナッツ…10g

【作り方】
レンコンとサツマイモは、7~8mm角に切る。
鍋に分量の水とそば米を入れて、中火にかける。煮立ったら弱火にして、ふたをして10分煮る。
①を加えてさらに7~8分煮る。
ココナッツミルクを加えてひと煮し、塩と砂糖を加える。火を止めてクコの実とピーナッツを加える。

画像: この記事は『壮快』2020年2月号に掲載されています。 www.makino-g.jp

この記事は『壮快』2020年2月号に掲載されています。

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