実は私は汁物が苦手。汁物はすぐにおなかが膨れて他のおかずが食べられなくなってしまうからです。しかしダイエットをするのであれば、この体質が役立つはず。そこで「食事の最初に、汁物でおなかいっぱいにする作戦」を始めたのです。【体験談】みかん(ものまねタレント)

プロフィール

画像: プロフィール

みかん
1984年、愛媛県生まれ。21歳のときに上京し、ものまねタレントとしてデビューを果たし、数多くのテレビ番組に出演。ものまねは歌まねからアニメキャラまで幅広く、現在では120以上のレパートリーを持つ。最近はものまねメイクにも力を入れている。土屋アンナ、松嶋尚美、鈴木奈々の鉄板のものまねはご本人から認められ、テレビでの共演も多く果たしている。2019年10月に第2子を出産。仕事と家庭の両立を第一としつつ、今後も「ものまねママタレント」としての幅広い活動が期待される。
変幻自在~みかんオフィシャルブログ~:https://ameblo.jp/ponjuice0224/

食事の最初に食べておなかを満たす

[別記事:「やせる豚汁」の作り方→

2019年の10月に、私は第2子である娘を出産しました。今は、久しぶりにうれしい育児の疲れを味わっています。

しかし、赤ちゃんに母乳をあげていると、おなかはすぐに減ってしまいます。夜中でも何かを口につまみたくなることも。そんなときは、日中に子どもたちの目を盗んで仕込んでおいた豚汁をいただいています。

豚汁は、カロリーも糖質も低く腹持ちもよいため、夜食にピッタリです。出産前の体重に戻すために、もう3kgほどやせたいので、今は豚汁を中心に体重管理を試みています。

26歳で結婚をし、子どもが生まれてから、私の生活習慣は大きく変わりました。特に変わったのは、自炊の習慣が身に付いたこと。おかげで、独身の頃よりも太りにくくなりました。

以前の私は、思い切り太っていました。ピーク時の体重は72kg(身長は168cm)。夜にショーパブでものまねを披露し、明け方にまとまった食事をとるといった生活では、太るのも当たり前だったかもしれません。

しかし、「さすがにこのままではまずい」と思い、ダイエットを決意。そこから5年かけてゆっくりと52kgまで体重を落としました。ジョギングや水泳、ヨガなどの運動に、バナナダイエット、キャベツダイエット……。いろいろと試しましたが、特に役立ったのは豚汁です。

ダイエット当初から、夜は炭水化物をとらないようにしていましたが、私は、おなかがいっぱいに満たされていないと気持ちよく眠れません。

そこで思いついたのが、豚汁でした。実は、私は汁物が苦手。それまでは、みそ汁もほとんど作ったことがありませんでした。

汁物はすぐにおなかが膨れて、他のおかずが食べられなくなってしまうからです。食べ放題のお店でうっかり汁物を食べて、思うように食べられずに悔しい思いをしたこともありました。

しかし、ダイエットをするのであれば、この体質が役立つはず。そこで、「食事の最初に、汁物でおなかいっぱいにする作戦」を始めたのです。

豚汁は、その作戦の中で作りました。苦手なみそ汁を、できるだけおかずっぽくするために具だくさんにしたら、豚汁になったというわけです。

豚汁は、野菜のうま味が凝縮されていて、汁物が苦手な私でもおいしくいただくことができました。しかも腹持ちもよく、根菜の食物繊維でお通じもよくなります。おかげで、じわじわとやせられたのです。

ショウガを入れて食べるのがみかん流!

今でも、体重管理に豚汁は役立っています。

私の豚汁の特徴は、とにかく具だくさんにすること。季節の野菜を中心に、少なくても7種類は食材を使っています。

たっぷりの野菜を使えば、そのぶん栄養もとれますし、冬はレンコンやサトイモ、夏はナスなど、旬の味も楽しめます。豚汁は、何を具にしてもおいしく仕上がるのがうれしいです。

作り方も簡単。火の通りにくい根菜類を油で軽く炒めてから、だし汁を加えて圧力鍋で煮て、その後キノコや豚肉などを追加。みそなどで味を調えたら、出来上がりです。

今は、8歳の息子でも食べやすいように、白みそを主とした合わせみそと、みりん、砂糖を加えて少し甘めに味をつけています。こくを出したいときは、酒やしょうゆなども加えます。

自分で食べる豚汁には、さらにたっぷりのおろしショウガを加えています。煮ている間にショウガの搾り汁を加えて、食べるときに搾りカスを器に入れるのです。

甘めの豚汁にショウガを加えると、辛味がよいアクセントになります。また、ショウガの効いた熱々の汁物は、食べている最中から汗をかきますし、食べるペースが遅くなるため、食べ過ぎも防げます。

さらに、主婦としては、まとまった量を作りおきできるのもうれしいです。わが家は夫と息子と私の3人分で、1回に2Lの鍋いっぱいの豚汁を作ります。翌日は具に味が染みて、さらにおいしくなりますし、うどんやきしめん、にゅうめんなどのめん類を加えるのも、家族には好評です。

豚汁は、野菜が苦手な息子もペロリと食べてくれます。カボチャを加えた甘い豚汁は、息子のお気に入りのようです。

野菜は、短冊切りやイチョウ切りなど、種類に応じて切り分ければ、見た目も楽しくなります。また、あれこれと計算をしなくても、具だくさんの豚汁があれば、食事の栄養のバランスは偏らないような気がします。

体重管理に役立つのはもちろんですが、家族の健康維持のためにも、豚汁、お勧めです!

[別記事:「やせる豚汁」の作り方→

画像: この記事は『安心』2020年2月号に掲載されています。 www.makino-g.jp

この記事は『安心』2020年2月号に掲載されています。

www.makino-g.jp

This article is a sponsored article by
''.